shunsuke kaminaka@都市経営and more

人と組織の成長、都市経営について広く綴っていきます。 ・ギャラップ認定ストレングスコーチ ・LEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテータ ・都市経営プロフェッショナルスクール5期生

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  • 読書部(都市経営プロフェッショナルスクール)

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    都市経営プロフェッショナルスクールの読書部のマガジンです!

  • 都市経営プロフェッショナルスクールの学びをシェアするマガジン

    都市経営プロフェッショナルスクール第5期に学んだこと、独自に調べたことをまとめたnote。 今の組織・まちを変えたいと思うすべての方へ

  • 『公民連携やれんのか!』by 都市経営プロスクール5期生

    • 47本

    都市経営プロフェッショナルスクール公民連携事業課程5期生が連載するマガジン。

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都市経営プロフェッショナルスクールの学びをシェアするマガジン

都市経営プロフェッショナルスクール第5期 (受講数109コマ・集合研修×2)受講が修了! 卒業かと思ったら6月まで延期になりました汗 ひとまず、トップランナーたる講師陣から最高のインプットをさせてもらいました。 スクールや独自に学んだことをまとめたnote 「基礎編〜ノウハウ〜応用編」など5つのテーマに体系化してみたので、シェアさせてください! はじめにnoteで発信してきた理由は主に2つ ・都市経営に大切な感覚をシェアしたい ・共感してくださる方と共に実践していきた

    • 「個の力を活かせる組織」が好循環するワケ 2(チャレンジ編)

      前編は、個が強みを活かし、イキイキしてる組織がなぜ強いのかお伝えしました。 後編は、前編で触れたこのテーマで参考にしたい組織の成功循環モデルにある「Good Cycle」。 この実現に向けて一歩踏み出すときに必要なことをまとめてみました! さらに、僕自身が学んだ「LEGO® SERIOUS PLAY®」(以下LSPと表記)には、このGood Cycleに不可欠なノウハウが凝縮されていました。その一部も含めて紹介させていただきます! まず↑イラストにある①〜③の質を高める

      • 「個の力を活かせる組織」が好循環するワケ 1(そもそも編)

        マスクが減って表情が見えるこの頃。とはいえ、テレワークも浸透して、コミュニケーションのあり方を改めて考える機会も増えた気がします。 プロジェクトで一緒になるメンバーの考えていること・大切にしてること。もっと深く理解できたら、チームも組織も強くなるのではないかと。 そう思って、今回は創造性や生産性の高める組織経営を学んだので、ご紹介します。 1.注目されてきた「人を資本とする経営」経産省が発表した「伊藤レポート2.0」 人材を「管理対象」と捉えがちだった日本企業。これから

        • 「イノベーションの研究」から見える持続可能な「組織&都市経営」のヒント

          今や政府も注目するイノベーション。よく目にする機会が増えてきました。 有価証券報告書で「イノベーション」という言葉を使う企業は、2007〜2008年で262社。 2017〜2018年で1,130社と、約4倍だそうです。 イノベーションの研究は進んでいて、色んなことが分かってます。今年参加したビジネスイノベーションスクールで学んだこと、各方面で取材した事例も含め、イノベーションが都市経営や日常生活の参考になるポイントを紹介します。 1.イノベーションの性質まず「シュンペータ

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          都会の暮らし・未来を変える都市農業のポテンシャル(後編)

          分割になりました前編では、 ・都市農業と地方農業の違い ・農業が、都市のエリア価値を高める可能性 を紹介させていただきました。 後半は、都市と農業の関係性をもっと掘り下げて、具体的な取組も紹介したいと思います。 1.自然を求める本能 そもそも。都市環境が人工的になると、人は「自然を求める行動」をとることが分かっています。 例えば ①自然と身体の関連性 広島大学の田中教授は、横浜・川崎を舞台に 「都市環境の人工化が人間の健康に及ぼす影響」の研究で、都市部で自然が豊かな

          都会の暮らし・未来を変える都市農業のポテンシャル(後編)

          都会の暮らし・未来を変える都市農業のポテンシャル(前編)

          前回は、人口減少に合わせたアプローチの必要性をご紹介しました。 東京圏はまだまだ人口が増えてますが、減少時代を想定した都市経営が重要だと感じています。 今回は前編として都市農業を「都市経営の視点」で紹介したいと思います。 1. 都市圏における人口増加の代償繰り返しですが、高度経済成長期以降は、地方から都市圏への上京(特に東京)が進みました。 「always三丁目の夕日」みたいな。 ※国交省2020白書より すると宅地の需要が高くなり、宅地価格が高騰。住む場所を増やすた

          都会の暮らし・未来を変える都市農業のポテンシャル(前編)

          人口減少を生き抜くための幻想に囚われないアプローチとは

          2014年、日本に衝撃を与えた「地方消滅」が刊行され「地方創生」が浸透してきた今日この頃。 これからの時代に、地方を活性化するなら どちらの方が支持されるのでしょう Aさん ・商業や住居が一体の大きな施設を駅前に再開発 ・完成後に東京の有名店も呼んで雇用を増やす ・図書館など公共施設も新しく建て替える ・補助金を活用して開発費の市民負担は一切なし Bさん ・街は縮小を想定して、無闇な開発はしない ・東京より地域にある伝統産業を強くする ・古い公共施設は民間主導に切り替え

          人口減少を生き抜くための幻想に囚われないアプローチとは

          ジャーナリズムの重要性と、日本の人口推計に見える衝撃の未来

          日頃ニュースを受け身で聞いてしまう私。 調べていくと違和感を覚えることありますよね。 いかに情報と向き合うかを考えてたとき、先日から大きなヒントになったことがあります。 日本とデンマーク両国のジャーナリストでもあるニールセン北村さんから学んだ「ジャーナリズム」、河合雅司さんの「未来の年表」から、情報を正しく捉える大切さと日本の人口減少から推測される未来について紹介します。 1. デンマークのジャーナリズムとは日本のWikipediaでは、ニュース・出来事・事件・事故など

          ジャーナリズムの重要性と、日本の人口推計に見える衝撃の未来

          デンマークが教えてくれる持続可能な都市経営5つの視点

          デンマーク・川崎市の都市経営について、ニールセン北村さんと対談させていただきました。 デンマーク ロラン島在住の北村さんは、ジャーナリスト、国賓クラスの通訳、デンマークの教育機関で食のフォルケホイスコーレの立ち上げといった幅広い分野で活躍中です。 幸福度ランキングで常に上位にある国で有名ですが、(2020年はデンマーク2位、日本は62位) 幸福の一言には表せない、ものすごく洗練された社会システムがありました。そして日本と私たちの、未来へのメッセージも。 今回は、北村さ

          デンマークが教えてくれる持続可能な都市経営5つの視点

          地域資源に新しい価値を生み出す、「編集とプロデュース」の極意

          「鬼滅の刃」無限列車編、ついに観客動員・興行収入が歴代2位。SNSやニュースで見ない日はないくらい、全集中が止まらない勢い。 原作の魅力はもちろんですが、 私達の行動に変化まで起こしているのは、メディアを活用したPRノウハウが詰まってるからです。 今回は、藤本智士さん著「魔法をかける編集」と博報堂ケトルの日野昌暢さんのお話から、 地域を変えるためのPRに必要な「編集」と「プロデュース」の力について紹介します! 地域を活性化させるPRあの「本屋大賞」の仕掛人でもある博報堂

          地域資源に新しい価値を生み出す、「編集とプロデュース」の極意

          地方の未来を拓く農業のポテンシャルと3人の軌跡

          受けてきました!第4期狂犬ゼミナール。 今回のテーマは「地域経営を意識した"農業"が地域を変える」全3回のオンライン開催。 農業にはどんなイメージを持つでしょうか。 楽しいのか、それともキツいのか。 日本で農業に従事する方は「農林業センサス」によると2015年は175万人。 50年前の1965年は894万人でした。 日本人口がピークになった2008年より、ずっと前から農業者は減少を続けています。 そんな厳しい一面のある農業ですが、今まさに農業で地域を変えている実践者のお

          地方の未来を拓く農業のポテンシャルと3人の軌跡

          オガール潜入記録。 視察が活きる3つの着眼点

          都市経営プロフェッショナルスクール集合研修が終了しました。 視察が殺到するオガールへついに潜入!でも せっかくの視察、失敗しないで自分のまちに活かすポイントを講師陣が教えてくれました。 また、オガールの様子も少し紹介します。 よくある失敗事例視察の受け入れ側からは、参加者の知識や熱意はとっても透けて見えております。当たり前だけど気をつけるポイントは ①事前知識なく参加 ②情報を鵜呑みにする ③アウトプットしない 説明だけで分かった気持ちになるのは勿体ないです。視察で何

          オガール潜入記録。 視察が活きる3つの着眼点

          経営戦略を活かすハブ型人材ネットワークの可能性

          理想の経営を実現するチームづくりって難しい。 働く側から見ると、もっとこうすればいいのに。経営側からすると、もっと動いて欲しいのに。 今回は伊丹先生の「経営戦略の論理 ダイナミック適合と不均衡ダイナミズム」から、経営戦略のエッセンス、さらに戦略的なチームづくりの事例を紹介します。 戦略と不均衡の必要性 「いい絵」を描きたいと思っても、まず「どんな絵がいいのか」がよくわかっていなければ、あるいは「どんな絵を自分は描きたいか」がわかっていなければ、描き方も何もあったものでは

          経営戦略を活かすハブ型人材ネットワークの可能性

          地域を変える第一歩、 踏み出した先に見えるもの

          両親が経営する商店。父親が亡くなり 母を手伝うため、1人のサラリーマンが立ち上がるところから、物語は始まります。 今回は「地元がヤバイ…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門」のご紹介。 そして都市経営プロフェッショナルスクールで、 挑戦を続ける方々に、また迫りたいと思います。 地域再生への入門書今回の本、まちづくりや商業関係の仕事をするにあたって、最初とっても読みやすいです。 失敗しながらも前に進む主人公から、 誰もが始め「凡人」で、いま輝いている人も、積み上げた

          地域を変える第一歩、 踏み出した先に見えるもの

          公民連携「3つのモデル」と挑戦者のケーススタディ

          これまで紹介させていただいた事例を含め 都市経営のなかで、公と民が連携する形は様々です。でもこれ!って正解があるわけでもない。 今回も公民連携の教科書から、これまで成功してきた公民連携の大枠モデルと、各エリアで今まさに挑戦されているケースをご紹介します。 基本となる3つのモデル公民連携の教科書では、連携のカギとなる主体を、①プレイヤー型、②プロデュース型、③エージェント型の3つに分類しています。 下の図は書籍を参考に編集させていただきまして 具体例も交えて紹介していき

          公民連携「3つのモデル」と挑戦者のケーススタディ

          都市経営を成功に導く「PPPエージェント」の正体

          公民連携手法のPPP(Public Private Partnership)の「エージェント型」により圧倒的な成果を出した紫波町のオガールプロジェクト。 この「エージェント」の存在なくして、今の紫波町はなかったでしょう。 今回「公民連携の教科書」と、オガールを牽引した岡崎 正信さんのお話から、エージェントって何なのか、どんな役割を果たすのか紹介します。 エージェントって 一言では 民間と市場性のある開発をしていく行政の代理人 アメリカではまちの再生手法として、PPPに

          都市経営を成功に導く「PPPエージェント」の正体