何かを諦めたことがある人に読んでほしい漫画
週刊少年マガジン連載中の「ランウェイで笑って」1巻を読みました。物語としておもしろいだけでなく、自分の人生も考えさせられる内容だったので、感じたことをnoteに書こうと思います。
1. どんな漫画か?
内容は、
ファッション業界を舞台に、主人公とヒロインが、モデルとデザイナーの世界でトップに至るまでの物語です。
週刊少年マガジンにて2017年から現在まで連載されており、
アニメ化もされた作品です!(Amazonプライムで現在みれます)
あらすじは以下です。
身長158cmの藤戸千雪の夢は、パリコレモデル。
モデルとして致命的な低身長を理由に、
周囲は「諦めろ」と言うが、それでも折れない。
そんなとき、家族を養うために
ファッションデザイナーの夢を諦めようとする都村育人に出会う。
――これは一途に夢を追って走り続ける、2人の物語。
引用:https://runway-anime.com/introduction/
2.読む前に知っておくべき登場人物
1巻を読む前におさえておくべき登場人物は、主人公とヒロインです。
2人の家庭環境や性格、夢などをおさえておくとより内容が入って来やすいと思います。
・都村 育人(つむら いくと)
本作の主人公。誰に対しても優しく、おとなしい性格。
デザイナー志望だが、実家が貧乏のために高卒での就職を目指している。母子家庭で育ち、妹が3人いる。藤戸 千雪(ふじと ちゆき)とは高校のクラスメイト。
・藤戸 千雪(ふじと ちゆき)
育人と同級生の高校3年生。父親はモデル事務所の社長。
身長158㎝、体重40㎏。
ルックスとプロポーションは抜群だが、158㎝しかない身長がネックとなってトップモデル業界から相手にされていない。
意見や感情をズバズバ口にするなど、見た目と違って「男前」な性格。
3.注目Point
・主人公、ヒロインの夢に向かう姿
このポイントがタイトルにも書いた、何かを諦めたことがある人に読んでほしい理由であり、この漫画の1番の見どころだと思っています。
主人公の都村 育人はデザイナー、ヒロインの藤戸 千雪はトップモデルになりたいという夢がありますが、それぞれの生まれ持ったモノが障壁になっており、1巻では登場人物が苦悩する場面も描かれていました。
具体的な障壁でいうと、
都村 育人の場合は家庭の金銭的な事情、
藤戸 千雪の場合は低身長であることです。
しかし、それでも夢を諦めず障壁を乗り越えようとする2人の姿は、とても胸が熱くなりました。
日常の生活でも、自分の生まれ育った環境や自分の能力のなさを理由に、何かを諦めてしまう場面はあるのではないでしょうか?
自分はこの漫画の1話目を読んで、今まで主人公たちと同じような場面で諦めてしまった瞬間があったなと気づかされ、ハッとしました。
そして今よりもちょっとでも自分に嘘をつかない生き方をしよう と、考えさせられました。
他にも見どころとして、登場人物の既存の常識を覆す苦難の乗り越え方がおもしろかったり、ファッション用語の解説が単行本にはついているためファッション関連の勉強にもなるなど色々あるのですが、あえて1番の見どころだけ書かせていただきました。
4.終わりに
このnoteをみていただいて、少しでもランウェイで笑ってを読みたいなと思ってもらえる方がいればいいなと思います!
最後に1巻のなかで好きなセリフを紹介します。
主人公都村 育人の言葉です。
**小学校の入学式の時親が用意してくれたスーツを来た途端少し大人になった気がして胸が自然に張れたり、
〜中略〜
そういう服が心を引っ張ってくれる感じ、僕が服をたい好きな理由の一つなんです。
服は人を変えられる。**
とても共感します。
読んでいただきありがとうございました!
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