2024年に別れを告げ2025年を迎え入れる
今日は2024年12月31日、一年の終わりの日です。この一年は僕にとって大きな一年でした。大学を卒業し社会人としてのスタートをきったからです。様々な出会いや別れ、挫折や楽しい経験もありました。
そこで、2024年の振り返りを行い新たな思いで2025年を迎え入れようと思います!
人生で一番悩んだ就職活動
2024年は大学4年生の年、僕は就職活動を行っていました。約2年ほどかけて行った就職活動。人生で一番自分自身と向き合い悩む日々を送りました。自分のやりたいことは何なのか。ファーストキャリアはどこがいいのか。答えのない問いにあえいでいました。
就活は憧れがあった東京のメガベンチャーを中心に受け、最終選考まで進んだ企業もありました。しかし最終選考を目前として、自分のファーストキャリアが決まってしまうことや東京へ行くことへの不安や恐怖から選考を辞退したりどこか身が入らない中途半端な状態で就活をしていました。
その中で、地元企業への内定が決まりました。
地元企業への就職
中々踏ん切りをつけられず就職先を決められないまま気づけば大学を卒業し、僕は結局地元企業へ就職することになりました。
しばらくは自分の理想とのギャップに苦しむ毎日を過ごしていました。人生を諦めかけてまでいました。
そんな状況の自分を再び奮い立たせてくれたのが過去の自分でした。何かのタイミングで大学生の時に使っていたノートを見返したときに「自分には自分の人生を全うする責務がある」という自分自身に宛てたメモ書きを見つけました。今の自分があるのは、過去に頑張った自分がいるからであり、そして今日まで育ててくれた親や沢山の人に支えてもらったおかげである。だからこそ、自分は自分の人生を全うしなければならない。そのメモ書きを見たときに「このままでいいのか」と自問自答しました。「ここで他の誰よりも頑張って自分と自分に関わる全ての人に喜んでもらえる人生を過ごそう」と決意して社会人のスタートを切りました。
入社してすぐの研修では積極的に質問したり発言し少しでも学びを吸収しようと努力しました。約一か月の研修が終わり、配属先で働き始めたころ外部機関の役員の方が来ました。その方には研修のときに質問をさせていただく機会があり、僕は仕事についての質問をさせていただいたことがありました。そのことを役員の方は覚えてくださっていて褒めていただきました。その時に、努力したことはどのような形でも報われることを実感しました。とても過去の自分が報われた気がして嬉しかったのを覚えています。
試練と成長
配属後の仕事は簡単ではありませんでした。覚えるべきことが多く、その中には理屈を伴わないものもあり非常に苦労しました。小さなものではありますが、ミスを繰り返す日々が続きました。ミスを重ねながらひたすら数をこなしメモを残すことで覚える努力をしました。また、教えてもらって行動した後はなるべく早い段階で振り返りをし先輩や上司へ共有をすることも意識しました。外部活動も始め、祭りの主催や商品開発といった経験もすることが出来ました。
9月には友人から車を10万円で購入しました。すぐに車検が来て大金が必要となり貯金は底をついてしまいました。しばらく資金繰りにとても苦労しました。食事は外食に頼るなど散財をしていたこれまでの自分を律する必要があると反省をしました。そして計画的なお金の使い方をすることの重要性をひどく痛感しました。そこからは資産形成に関する本や動画を見て学び自分なりのポートフォリオを作成しました。
挫折と再出発
仕事に慣れ、気が緩み始めてしまった10月。それが原因で11月は失敗を繰り返し上手くいかない毎日が続きました。本当に11月は辛い一ヶ月でした。「今日はきっとうまくいく」と自分に言い聞かせるもうまくは行かない。そんな毎日が続きました。気づけば食欲もなくなり下を向くようになってしまいました。そんなひどく落ち込んだ僕を先輩や上司の方たちが気にかけてくださり再び立ち直ることが出来ました。皆さんにとても感謝しています。
僕は、再び初心に立ち返ろうと思い日々のメモや一日の振り返り、その日のタスクと完遂目標時間を書き出すことをはじめました。今でも継続していて慢心せず初心に立ち返ることの大事さを学びました。
12月は友人との連絡を蔑ろにしてしまい信用を失ってしまいました。人間関係の重要性を痛感しました。
「貫く」年の始まり
2024年は「転」の一年でした。学生から社会人へ。そして沢山の失敗から学びへ転換した年。沢山の経験から学ぶことが出来た一年でした。
2025年は「貫」の一年にしたいです。2024年に始めたことや学んだこと。新たに身についた価値観や信念などを一年間貫き通して踏み固めることでこれからの自分の土台を作るようなそんな年にしたいと思っています。そして一年後の今日「いい一年だった」と言える年にしたいです。