露出は3つの要素が組み合わさったもの
露出は絞り×シャッタースピード×感度の組み合わせで決まる。
絞り
●F値(えふち)と呼ぶこともある
●絞る(閉じる)ことでレンズを入ってくる光の量を遮る
●F1・F1.4・F2・F2.8・F4・F5.6・F8・F11・F16・F22
●F値を高くする(絞る、数値を上げる)と取り込む光の量が少なくなるので、写真が暗くなる。奥までピントが合う。ピントの合う範囲が広くなる。
●F値を低くする(開く)と取り込む光の量が多くなるので、写真が明るくなる。ピントの合う範囲が浅くなるので、被写体の前後がボケる。
※ピントが合う範囲のことを被写界深度(ひしゃかいしんど)と言う
シャッタースピード
●感光材料(フィルム・イメージセンサー)を光にさらす時間をコントロールすることで光量を調節する
●光の量が多い場合はシャッタースピードを速くする
●光の量が少ない場合はシャッタースピードを遅くする
●夜に手持ちで撮影する場合、シャッタースピードを遅くすると手ぶれが発生する
●1秒・1/2秒・1/4秒・1/8秒・1/15秒・1/30秒・1/60秒・1/125秒・1/250秒・1/500秒
感度
●現在はISO感度(いそかんどORあいえすおーかんど)が採用。
※以前はアメリカ規格やドイツ規格があった
●100・200・400・800・1600・3200
●高いほど少ない光で反応する
●高すぎるとノイズが出る
まとめ
感度×絞り×シャッタースピードの総合的な組み合わせで露出は決まるので、一つの値を減らしても、他の2のどちらかの値を増やせば、結局露出は同じ。
上から順番に
●絞り(Aperture)
●シャッタースピード(Shutter)
●ISO感度(ISO)
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