余生は自棄っぱちで生きたいような

ギターを銃に

可愛い妹の小さな頭を撫でる手を敵の首を締めるために

ぼくの手はなんのためにある

争うために生まれてきたのか

終焉が

世界の終焉が

不穏さに共振する

妄想なのか

単にぼくの末期が近いのか

集団と集団の争い

血の芳香