終わりの向こう側
資本主義は差異を原動力に駆動する。
違う物事を同一視して交換することで利ザヤを稼ぐ。
安く買って高く売る。商人資本を基盤として複雑化、大規模化して差異を見つけ出す。
機能を越えた付加価値を食い潰す。
世界規模の資本主義体制がすべての差異を収穫してしまえば資本主義は作動しなくなる。
資本主義に対してオルタナティブもしくはサスティナブルな資本主義を模索しても無駄に終わる
資本主義が停止したと同時に終わるものがある。言語と国家が終わる。
資本主義の終焉を言いたがる人がいるが「言論活動」と「国家の再分配機能」は資本主義が停止するのと同時に駆動の根拠を失う。
これはディストピアと言うより端的にすべてがひとつになった世界だ。
「世界規模の一人格」
地球が球体なのではなく「球体の人間がひとり宇宙空間に存在する」だ。
なんか気持ち悪い