超現実を現実に表す
【日日是考日 2020/10/29 #017 】
シュルレアリスムを音楽や映像という媒体を用いた芸術が好きで、
ならば、自分でもそういう作品を創造したい、と模倣的衝動を抱くも、
自分にはこうした媒体を操る能のないことを悟って、
それを言葉によって表すに思い至る。
だが、どうにも難しい。
前列があるのか気になって、
「シュルレア文学」と検索すると、
そういうものは存在するようである。
また読んでみよう。
抑抑、シュルレアリスムというもの自体よくわかっていない。
ただ漠然とした魅力だけが、作品から読み取れるすべてである。
何らかの意味を見出したい意欲は掻き立てられるものの、
何らその取っ掛かりが見つからないのである。
自分の消費量不足の所為でもあろうが、
尤も、この把捉しきれなさが良いのだ。
まして、超現実を現実に表現する、その精神過程、創造過程、行動過程、
すべてに興味をゾクゾクそそられるも、全く解明出来ぬのである。
それこそ、超現実的な力に依るのかもしれない。
そんな訳も分からぬ状態で短編を書いてみた。
それも、過程を材料として提示するにはよかろうと思われる。
取り敢えず読もう。
そして、また書こう。
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