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まだまだ猫のことで頭がいっぱい

EP.1はこちら

EP.2はこちら

そんなわけでEP.3になりました。

娘の一言から大きく動き出した私の気持ちを
さらに加速させたのもまた、娘でした。

あのお稽古の日から
娘の気持ちは1ミリもぶれず
どんな風に聞いても答えは
「猫ちゃんを飼いたい」

いいことだけじゃなく
ネガティブなこともたくさん話したけど
それでも同じ。

そしてさらに
「猫ちゃんを迎えるなら家を片付けないと」と私が提案すると
ものすごいスピードで自分のおもちゃを断捨離。

あんなに手放したくないと言っていたおもちゃたちを
3分の1くらいまで減らしたんです。

夫と一緒におもちゃを選別している後ろ姿に
「本気」を感じて、ただただビックリ。

その他にもいろいろ聞いてみたら

・「猫を飼うのはお母さんが猫を好きになってからにしようと思ってた」
・「お母さんに猫を好きになって欲しくて
 お誕生日に猫の絵を描いてプレゼントしたんだよ」
 (ちょっと前に私のお誕生日だったんですが、娘から猫の絵をプレゼントしてもらいました)
・「猫ちゃんがいたら、保育園で嫌なことがあっても元気になれる」

5歳なりに私を気遣ったり
自分の夢を叶えるために(猫を飼えるように)作戦を練っていたり
猫ちゃんが自分にとってどんな存在かちゃんとわかっていたり

私の知らない娘の姿がそこにあり、驚くばかり。

だんだんと真剣に
「猫と暮らす」ことを考え始めました。

まず初めに
私がどうして猫が苦手なのか
改めてよく考えてみました。

私が猫を苦手なのは
子供の頃に引っ掻かれたことがあるから。

当時住んでいた家の近くに
たくさん猫を飼っている「猫屋敷」みたいなお家があって
その家の塀の隙間から、子猫に餌をあげていました。
(勝手にあげていたので、本当はダメなことですよね)

途中で「あげすぎかな」と思って
子猫の前に置いていた餌を取ろうとしたら
「何するんだ!」と怒るかのように私の手を引っ掻いたんです。

今となれば、私が余計なことをしたってわかるけれど
当時の私は悪気がなかったのでビックリして。

そして引っ掻かれた手からは
たくさん血が出て、痛くって
とっても悲しかったのを覚えています。

それ以来、なんとなく猫は苦手。

触れ合う機会もなかったので
その苦手意識は成長とともに増すばかりでした。

でも、猫のイラストとかグッズは好きで
たくさん持っていました。

そして実は私の個人事業主として屋号は
「gattanera」イタリア語で「黒い猫」

こうやって書き出してみたら
好きなのか苦手なのか
よくわからなくなってきました(笑)

次に、もし猫ちゃんを我が家に迎えて
私が叶えられることは何か考えてみました。

大変なことはいっぱいあると思うし
それを覚悟して迎えることが飼い主の責任だとも思うので
そんな情報にもたくさん目を通しました。

だけど一旦、ここではそれらを横に置いて
私の「望み」にだけ焦点を当てることに。

「猫ちゃんを迎えたら私は何を叶えることができるんだろう」

そう自分に問いかけて
最初に浮かんだのは「子ども」のことでした。

私、すごく「2人目」が欲しかった。

だけど自然には授からなかったし
かといって不妊治療に通おうとも思えなかった。

ただただ時間ばかり過ぎてしまった今
正直にいうと、もうリアルにイメージができなくなってしまいました。
妊娠して出産して、授乳してオムツを替えて。

あの生活をもう一度したいのかと聞かれたら
ちょっとわからないなという感じ。

だけど子沢山の人や妊娠中の人を見ると
今でも「いいな」と思うのは
「2人目」が叶うことで得られるだろう何かに
まだ気持ちが残っているから。

それは何だろうと考えてみたら

私は家庭の中に「親」以外の存在を
娘のだめにつくってあげたかったんだと気づきました。

愛情ゆえに複雑になりやすい親子の関係。

気持ちが煮詰まったときに
家庭の中に「親」しかいなかったら
娘はとても窮屈なんじゃないか
孤独を感じるんじゃないかと気になっていました。

そんなときに兄弟姉妹がいれば、
同じ「子ども」という立場の存在がいれば、
違うんじゃないかなって。

だから私は我が家に
「新しい命」を迎えたかった。

猫ちゃんを迎えたらそれが叶います。

家庭の中に「親」以外の家族を
プレゼントしてあげられる。


本当にバカみたいなんだけど
これを書いていて涙が出てきました。

そう、見つけてしまったんです。
私が猫ちゃんを迎えたい理由を。



EP.3で終わろうと決意していたのに
EP.4に続きます(涙)


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【こころと暮らしの研究家】西村昌子
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