見出し画像

コロナが生み出した新たな需要「長距離ハイヤー」

こんにちは!いつもご覧いただきありがとうございます!
前回は一番多く質問が寄せられる「ハイヤーって何?」という質問に応えるnoteでした。
前回の記事はこちら↓

今回は、最近のハイヤー需要についてお話しようと思います。
現在はより幅広い方にハイヤーが必要とされる理由があるのです。

1.帰国者長距離送迎の需要

近頃のアウテックに寄せられる依頼は90%程が海外から帰国される方が利用する“帰国者送迎”です。現在海外から帰国される方は、タクシーを含む公共交通機関の利用を禁止されています。その為、お身内の迎え・レンタカー、又はハイヤーの利用が必要となっているのです。

…こちらの条件、地方の方で直ぐに帰らなければならない方には非常に厳しいものになります。

「長時間フライトで疲れている中運転するのは危ない」
「知人の迎えも期待できない」
「それでもどうしても隔離期間が空けるまでに地方へ帰らなければならない」

これらの状況が生み出したのが「長距離送迎」です。

2.実際どこまで実績があるの?


回答としては「陸地が続いている限りどこまでも」です。

弊社としての最長は羽田空港から熊本県、つまり九州です。

画像4


片道1200キロ程、15時間の長旅。安全の為ドライバーも2人体制で2~3時間ごとに交代しながら運行します。過去九州の運行実績は1度ではなく、熊本・福岡等複数回実車がありました。北は秋田迄ございました。

1000キロ越えの長距離は割合としては少ないのは事実ですが、近頃は名古屋・大阪・神戸・福島辺りの帰国者送迎は月に複数本のペースで入ってきています。

元々プランナーはシフト制で体調管理を求められる事が常ですが、この様な長距離が頻繁に入るようになり、より一層気を遣うことが求められるようになりました。

3.長距離送迎時のサービス内容


羽田~23区内近郊送迎に比べ、よりゆったりと寛いで頂けるようなサービス品を用意することが多いです。

アウテックは添乗提供品をプランナー自らがお客様の情報を基に用意します。ビジネスマンの方であれば新聞を、お子様連れの御家族であれば退屈な時間を少しでも減らせるよう塗り絵をご用意したりと各プランナーが工夫を凝らします。

こちらは私が愛知県添乗を担当した際の実際のサービス品です。

画像1


4時間はかかりますので簡易スリッパとほっとアイマスク、コロナワクチンの接種直後のお客様の御乗車だったのでポカリスエットをご用意致しました。

こちらは中野PLによる長距離送迎の実際のレポートです。


4.羽田から九州、一体いくらなの…?


皆様一番気になるのはお値段かと思います。こちらは11月7日現在のアウテックの料金表です。

画像2

画像3

※料金は11月7日時点のものとなります。料金は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承くださいませ。ご予約の際は最新情報をご確認ください。


皆様の目から見ると高い…ですよね。しかし、計算してみて下さい。
ホテルで2週間隔離すると仮定し、一泊6000円とします。
6000円×14日=840000円
食料も何もないですから、全て購入しなければなりません。
一食500円として、500円×3食×14日=21000円
84000円+21000円=105000円
これだけかかるのです。

こちらはあくまで一名様仮定の計算。御家族での隔離ともなればより大きな部屋を選んだり、食費が人数分かかります。

弊社の料金体系でいくと、愛知県までは帰ることが出来る計算になります。この費用があればハイヤーで自宅へ帰るのと変わらない、又はハイヤーの方が安いというケースが往々にしてありうるのです。

5.まとめ


いかがでしたでしょうか?
コロナ禍公共交通機関での移動が禁止されたことに伴い生まれた帰国者送迎。現在は北は青森・南は鹿児島まで展開しております。お値段は相応かかりますが、その分私共も責任をもって対応させていただいております。

私たちもコロナ前には想像もしていなかった「長距離送迎」。私達プランナーとコロナの体力勝負でもあります。皆様の帰国の一助となれるようこれからもより良いサービスをお届けいたします。

弊社独自で集めた空港検疫・ホテル隔離に関する情報を発信中です。もし宜しければご活用くださいませ。


ハイヤーが必要な方いらっしゃいましたら是非アウテックをよろしくお願いいたします!

株式会社アウテック
アウトドアプランナー 二本松涼子

いいなと思ったら応援しよう!