イオン交換樹脂の再生
軟水器は使っていくと、
イオン交換樹脂にカルシウムなどの硬度成分が吸着して、
これ以上吸着できなくなると、軟水が作られなくなります。
イオン交換樹脂は、食塩水を流すことで再生して、
何度でも使うことが出来ます。再生に必要なのは食塩だけで、
そのため非常にランニングコストが安く軟水を作ることが出来ます。
イオン交換樹脂の最大の特徴は、
一度交換して捕捉したイオンを放出させて、
交換する前のイオンに再び戻せることです。 これを「再生」と言い、
再生することで一度使用したイオン交換樹脂は繰り返し使用できます。
通常の使用環境においては、 必要に応じて再生操作を行いながら
1年以上の長期間に渡り使用されています。(約5%/年間の劣化)
2~3年で全量交換の実施する事をおすすめします。