井戸水
水道水との違い
井戸水から汲み上げられる水と水道水の大きな違いは、
「消毒がされているかどうか」です。
水道水は薬品を使用して殺菌し、安全性を高めています。
井戸水はそういった過程はなく、地下水を汲み上げただけです。
井戸水は綺麗で飲めるイメージがありますが、
一般的に「ミネラルウォーター」として
飲料水に使用されている水は深井戸から取り出される水のことです。
一般家庭に良くある浅井戸から汲み上げられた水は、
深井戸水に比べてあまり安全とは言えません。
深井戸とはおよそ地上から30メートル以内の井戸のことを指し、
浅井戸は地上から8メートル以内の井戸のことを言います。
深井戸の場合は地中深くに水がたどりつくまでに地層を
何層も通ったしっかりと濾過をされた水を汲み上げます。
粘土層に挟まれていることが多いので防菌効果が期待できるうえ、
地層を通る過程で豊富なミネラルを含むようになります。
浅井戸の場合も確かにミネラルなどを含みますが、
浅い場所から汲みあげるので、地上からの影響を受けやすく、
飲めなくなってしまうことも多いです。
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