家電の先を読むのはムズカシイ。
昨年は年間通して、映画を見る本数が少ない年でした。
昔は映画館で観るのが好きだったのですが、ついつい時間の確保が面倒になり、今や配信で観る比率がほんとうに増えました。
それこそ、テレビ画面の大きさがここ10年で大きく変わりましたよね。
それこそ、私の子供の頃から比べれば、比較にならないほど、大きく、薄くなりました。
新築のお打ち合わせにおいても、テレビの大きさは必ず聞く項目のひとつです。
テレビを設置するための、壁面をあえて作らないと、最近の設計はオープンなので、置き場所がなくなってしまいます。
掃除機も同じです。
打合せをしていると、ほとんどの方がスティック式。
昔ながらのキャニスター型を使用されている方はほとんどいません。
こんなにも、方式がガラっと変わるとは・・・
さて、スティック型と共用で使われやすい掃除機と言えば、ロボット型。
最たるメーカーはiRobotのルンバでしょうか。
これも、進化が止まりませんね。
私が10年前に使っていたものは、ルンバ600シリーズ。
国内出荷累計台数が100万台超えた頃です。
こいつはほぼ円形で、サイズは、直径34cm、高さ9.2cmです。
充電ドッグのサイズも、幅約13cm、高さ約10cmとコンパクトだったので、これに合わせた充電基地を新築時に作ってほしいという要望が当時結構ありました。
最近は要望として出ないと思っていた矢先、オーナー宅に行くと、最高級型のルンバが居るではありませんか。
ルンバS9+
本体形状はD形で600シリーズの40倍の吸引力を誇り、間取りを記憶し効率化するすごいやつ。
本体サイズ感はほぼ変わっていないのですが、目を引いたのは、充電ドッグ。
今時のルンバはドッグで本体内のゴミを回収、専用のパックでまとめてゴミ捨てできるラクチン仕様。
その機能のため、ドッグのサイズは幅31cm、高さ49cm。
なかなかのインパクトでした。
暮らしの中で、家電はどんどん変化していきます。
大きさ、形状、はたまたスチームオーブンみたいに一時流行って見かけなくなったり。
本当に先が読めません。
だからこそ、キッチンやパントリー、クローゼットなどの収納は、ユニットや扉などでガチガチに作りこまない方がいいでしょう。
ゆったり大きな区画分けをしておいて、市販のケースやかごを利用する、ルックが気にならない場所は可動棚にする、などの対応しておくことで、時代の変化にも対応しやすくなります。
このあたりは、以前、「なんでも先付・造作がいいって訳じゃない」で書きましたね。
それでも、家電の進化はオモシロイ。
家電が変わると暮らし方が変わりますもんね。
家と家電、切っても切れません。
次は何が流行るかなぁ。
hiroyuki
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