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暑さ寒さが交互になる季節は。

昨日の暑さから打って変わっての気温差。

今日は肌寒いですね。

4月から5月にかけて、日ごとに気温差が大きい時期になります。

特に、宇都宮周辺地域はもともと気温差の上下が非常に大きい地域です。

こんな時期、全館空調の家はどのように暮らすと思いますか。

今日は、引渡し1年目のオーナー様もついつい悩んでしまう春、秋の中間期の暮らし方のおはなし。


「高気密・高断熱で全館空調の家は、窓を開けちゃダメ!」

このイメージを持っている方、非常に多いです。

現に、見学や相談にいらっしゃる方々からも同じように「開けちゃダメなんですよね?」と聞かれることがあります。

回答は 「No!」です。

窓を開けて全然OK。


元々、高気密高断熱住宅が最も本領を発揮するのは、真夏や真冬の環境が最も厳しい時期です。


極寒、猛暑の時期に換気のために窓を開ける必要なく、室温調整がしやすことが最大のメリットです。

では、春や秋も同じ?

かというと、そんなことはありません。

外気温も極端に暑くもなく、寒くもないという時期なので、お住まいの方はエアコンなどの冷暖房機器をOFFにしている事が多いです。

この中間期に急に夏日がやってくると、窓から低い日射角の低い日差しが入りやすくなり、温度変化の原因になります。

さて、こんな時どうするか。


「窓を開けてください。」


中間期は夏日と言っても、実は風が通れば十分に涼しい事がほとんど。

なので、そんな時は躊躇せずに窓オープンでいいんです。

それが最もシンプルかつエコロジー。

もちろん中には、花粉などの問題から窓を開けるのが嫌という方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方は、窓を開けず24時間換気扇の換気量を増やしたり、にエアコンなどの機械を使って室内環境を整えればいいのです。


×「高気密高断熱=窓を開けない暮らし方」

〇「高気密高断熱=窓を開けないという選択肢が増える暮らし方」

なんですよね。


とは言え、年々屋外の環境が極端になってきているので、1年の中で窓をフルオープンできる期間はごくわずかになってきました。

この状況が進めば進むほど、住宅の基本性能、プランニングそれぞれに対する重要性が増していきますね。

家はただの箱ではありません。

今だけでなく、将来まで含めた家族の暮らし方を決めてしまう、とっても重要な箱ですから。


hiroyuki


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