海雲大輝

しがない物書きです。「王神愁位伝（おうしんしゅういでん）」という小説を投稿してます。（週1~3投稿）少しでも気になれば読んでみてください。 Instagramでは、「王神愁位伝」関連のイラストも投稿してます。

しがない物書きです。「王神愁位伝（おうしんしゅういでん）」という小説を投稿してます。（…

マガジン

【連載小説③】王神愁位伝ー第3章鳥界境の英雄ー

4 本

太陽族の聖地 ”太陽の心臓” に次ぐ安全地帯、ソール地方。その守護神と謳われた太陽族セカンドの名家朱鳥(あすか)家は、かつて反逆の罪により滅亡し、彼らの居地であった鳥界境（ちょうかいきょう）は、誰もが恐れる禁断の地となっていた。シャムス地方での出来事から、プライマルではなく「セカンド(仮)」としてコウモリ部隊に所属することになった幸十は、身体強化のため、坂上隊長の提案で、隊員の伊久磨と岳の実家がある"ソール地方"へと向かい、二人の祖父に修行してもらうことに。ソール地方で修行を始める幸十たちだったが、暫くして彼らの耳に入ったのは、ロストチャイルドにあった子供たちが、鳥界境入り口で見つかるという不可解な事件だった。

【連載小説②】王神愁位伝ー第2章太陽の泉ー(完)

58 本

舞台は太陽族領地北部のシャムス地方。太陽が昇り暖かい気候が多い太陽族領地の中でも、唯一この土地は年中雪が降り、太陽が姿を隠す極寒の地域である。そんな極寒のシャムス地方最北端には、”どんな傷や病気も治すといわれる奇跡の泉”、《太陽の泉》があった。奴隷として生きてきた主人公のボロボロな身体を治すため、コウモリ部隊の仲間たちと”太陽の泉”に向かうが、シャムス地方の”不穏な渦”に巻き込まれていく・・・。

【連載小説⓪】王神愁位伝ープロローグー (完)

16 本

太陽族・月族に分かれ、争いの絶えないこの世界。名前のない非力な少年は、月族の奴隷として虐げられる日々を過ごしていた。奴隷として暮らす中、自分が誰なのか・どこから来たのか・どうして奴隷となったのか、何も分からない少年。しかし、とある出来事がきっかけで少年の日常はがらりと変化し、少年の再起の物語が幕を開けるー。

【連載小説①】王神愁位伝ー第1章太陽のコウモリー(完)

16 本

空に光り輝く太陽が昇る太陽族領地の中心地、”太陽の心臓”。そこに構える太陽城の太陽族本部に”とある一本の通報”が入る。通報者は子供で、通報内容は「お空から太陽が落とし物をした」とのこと。太陽族本部の誰もが”いたずら”だと考え無視したが、”太陽王直下の調査部隊通称コウモリ部隊の隊長坂上”が通報者の元へ事情を聞き現場に向かうと、そこには”光り輝くボロボロの少年の姿”があった。