ネガティブな時のルーティーン。
眠るのが怖い。
飼い猫は、餌が欲しいと唸りながら鳴く。
僕は眠れない。
その理由は分からない。
それは僕が特別だからだろうか。
いいや、特別なんかじゃない。
僕は夢の中で虐げられる。
悲しいし、苦しいし、辛い。
僕はありのままをここに書く。
ありのままの自分を。
それは私小説と呼んでもいいだろう。
僕は逃れられない悪夢から目を覚ます。
どんな夢だったか、微かに覚えている。
夢の中で、僕は何度も同じ今日を繰り返す。
僕は逃れられない。
悪夢からも人生からも。
楽しい時もある。
彼女とLINEをしている時、彼女と朝の挨拶を交わしている時。
友人は僕の生き方をロジカルに説く。
僕は正しい方向に導かれて行く。
それなのに、僕は悪夢の中にいる。
さっきはあんなに心の平穏の中にいたのに。
何かを必死になって追い掛ける。
また、朝だ。
今日が始まる。