クラウドファンディング〜W杯渡航費プロジェクト〜を実施する理由
デフフットサルにおける顕著な体裁の改善
①日本代表活動が選手の自費で実施される
②低い競技力
はっきり言って、日本代表活動が自費なんて有り得ない。
支給される物も、練習着とジャージそれぞれ1着ずつのみ。これも有り得ない。
私達の競技力も、俗に言う代表というレベルではなく、有り得ない。
私の偏見のコレクションから導き出されるデフフットサルに対しての考えです。
これらは何とかして変えなくてはならない環境です。
②に関しては、以前から日々どうにかしようと全員で取り組んでいます。
能力の向上や充実した運用体制の為に、協会とは別で、選手が自発的にourvisionという団体を作り活動しています。W杯優勝を目指す中で、日々のトレーニングに関する道具やサプリメントを提供してくださる企業様を募り、今では多くのご支援をいただき、日々トレーニングに臨むことが出来ています。
競技力に関しては、育成から、もっと言うならば、教育から変えなければ根本的な改善にはならないかもしれませんが、首脳陣含め全員で現状打破をすべく、アプリを用いた分析や合宿の回数を増やすなど、試行錯誤しながら行なっております。
そして、今、一番大きな問題である自費活動。
これを今回のW杯で改善するべく、クラウドファンディングを実施しています。
そんなもん優勝してからにしろよ。
なんでオールイン方式なんだよ。
そう言った声があるかもしれません。
かくいう私もそういう考えでした。
しかし、今、目の前に環境を変えるチャンスがあるのに、挑戦しないのはどうなんだ?と。他人事として傍観していていいのか?と。
目の前に今後のデフフットサルの環境をより良くするチャンスがあるんです。これから困難な人生に挑むであろう聴覚障害者の人たちの希望にもなり得るんです。もっと言うならば、共生社会にも一石を投じることだって出来るはずです。
こんなことに挑戦できるチャンスは、人生において、二度とないかもしれません。
それが目の前にあるんです。
加えて、1つ離れた場所から客観的に見ると、このメンバーがやり切らなければ、今後も一生改善できないと言っても過言ではないほど素晴らしい首脳陣や選手が集まっています。選手たちはもっと自覚しなければなりません。自分たちがどういう立ち位置にいるのかということを。
だからこそ、今、挑戦することにしました。
自費活動に終止符を打ち、W杯優勝という結果をひっさげて、デフフットサルのステージを上げる為に。
まずは、ここに綴ります。
とはいえ、私に出来ることは皆様にお願いすることと、W杯優勝の為に日々戦うことくらいです。
皆様、私達の挑戦を助けてください。
どうか、よろしくお願いいたします。
●デフフットサル日本代表ourvision W杯渡航費プロジェクト (クラウドファンディング)
https://camp-fire.jp/projects/view/152388
最後まで読んだいただき、ありがとうございます!