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時間を埋める

昔から長期休みがあると1日中PCと向かい合ってテレビを見て本を読んで好きな時に寝ていたから、少し昔に戻ったようなそんな気が起こります。お家生活もそろそろ1か月になりますが夏休み丸々家の中で過ごしちゃったと思えばちょっと特別な気分になりました。

少しだけおだやかにいられる理由を自分で見つけていきたいです。そこそこで、完璧じゃない日もまあいいかなと。点数をつけずに、でも言い訳をしない時間を送りたいです。

作家さんや特に一般の仕事をしていらっしゃる方が書かれている小説やコラムをたくさん読みました。

差別から生まれた音楽や表現について紹介していた本があって、すごく胸が熱くなりました。少数派を差別する環境も厳しいものだったと思います。

どう感じていたのでしょうか。自分を押し殺さなければ自分じゃない"何か"を強要されるのはどういう気持ちなのかと考えてみたんです。     自然と解ってもらえる日が来るのでしょうか、待つのでしょうか。

レディーガガやフレディ・マーキュリー。とても繊細で大切な個人の性を受け止めて蓋をせず、解放して生まれた音楽で大衆に理解をさせる。    苦労した表現者から生まれた音楽や様々な表現に、今の時代の私が救われていて、それがどれだけありがたくて尊いことだろうと思っていました。

メアリー・ランバート(Mary Lambert)さんという歌手はレズビアンであることを公表されていて、すごく好きな歌手です。

一番好きな曲は『She keeps me warm』

I can't change                          

Even if I tried 

Even if I wanted to

My love,my love...  

これがサビなんですが、歌詞を聞くと全然悲しくない歌なんです。「じっと見てくる人たちがいるけど、私たちお似合いなのね」とか「その目に名前つけてもいい?右目は永遠、左目は一緒にいてね?」とか...立ちふさがるものなんて何もないように、少し口に出すのも照れてしまうようなまっすぐな恋の歌です。メアリーがピアノを弾いて歌っているMVがとっても素敵なのでみてほしいです。

https://www.youtube.com/watch?v=rG4nRI9Wmzk

自分がマイノリティである孤独感を味わうことって、貧富も趣向も関係なく誰にでもあると思っていて、そういう時この歌にすごく救われます。

これが自分だと諦めて蓋をせず飲み込まれずに、そんな所も自分だと認められる愛せる強さで表現する音楽は勇気をもらえます。

『Dreamgirls』や『RENT』大好きなミュージカル作品です。

映画「Dreamgirls」は人種差別を乗り越えた黒人歌手による「And I Am Telling You I'm Not Going」という曲がすごく好きです。日本公演見に行きたかった。

https://www.youtube.com/watch?v=QsiSRSgqE4E

「RENT」の作中の『I'll cover you』という曲は、ホモセクシュアルの二人が街でキャッキャしながら歌う最高のキラキラ幸せソングです。めちゃくちゃにかわいい。

https://www.youtube.com/watch?v=CUY_st9c-QA

少しだけ余裕のある心と時間を埋めるために、映画を見て大好きな人と電話をして笑ったり運動したり、気楽に自己愛を育てていけたらいいですね。



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