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クリスマス In コペンハーゲン

クリスマスですね、しかしながら今年は例年と比べてちょっとだけ違うクリスマスになりそうです。毎年11月の末に、コペンハーゲン駅構内、市庁舎広場に大きなクリスマスツリーが飾られ、その他に町中いたるところにクリスマスマーケットが開催されます。しかしながら今年はコロナの影響で、いろんなことが規制されてしまい、なんと、12月の9日頃からレストランを閉業、唯一オープンしていたチボリ公園のクリスマスマーケットも閉館、そして16日からはデパートやショッピングセンター、そして屋内のリクリエーション施設、観光地まで閉館されてしまいました!16日の夜のメッテフレデリクセン首相の会見(18時)の後、次の日からデパート等閉鎖!という突然のニュース。その代わり16日は最後のチャンスでデパート等も夜中の12時までオープン!というニュースが流れてデパートに駆け込んだ人も多かったようです。それってクラスターが起きそう!と、心配したのは私だけではなかったと思います。


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市内のデラックスホテル、ダングラテールホテルのクリスマスデコレーションもほとんどなしに等しいくらいで、ニューハウンでさえレストランが閉まっているせいか、がらんとしていました。テイクアウトは可能ということですが、政府の補助金を貰う事を選択したレストランは完全に閉めてしまっているようで、その中で頑張ってテイクアウトを提供しているレストランもいくつか見受けられました。

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クリスマスでは家族で集まり、日本のお正月のように親戚や遠くに住む子供達が田舎に帰省して家族水入らずで過ごすことが多いのですが、今年はそういうクリスマスのパーティでさえ人数制限をされていて(10名以下)、大家族は10名以下に分けてクリスマス会をするしかない!と、頭を悩ませたりしています。通常は大人数での食事のため、クリスマスの料理に使う食材はどでかいパックで売られているんですけど、今年は若干取り扱いも少ないように見えました。クリスマスの料理は北欧はバイキング料理という名前の通り、沢山の料理がテーブルに並びます。最初に冷たい物から、ニシンの酢漬け、スモークサーモン、魚のフライ、デンマーク風ミートボールのフリカデラ、豚肉の皮をカリカリにローストしたローストポーク、フレスケスタイ、アヒルのロースト、あまーいカラメルで包まれたポテトなど、食べきれないくらい出てきます。デザートはお米をミルクでにたリスアラマン。暖かいチェリーソースをたっぷりかけていただくのですが、会社のクリスマス会などでは、このリスアラマンを使ってゲームをします。これでもか!というくらい大きなボールに入ったリスアラマンがでてくるのですが、それまでにおなか一杯お魚やお肉を食べているので、最後のデザートはもうお腹パンパンです。しかしながら、このリスアラマンの中に小さくきざまれたアーモンドとは別に1つだけ1粒のアーモンドが含まれています。それをゲットした人は「当たり!」ですが、なかなか見えないので、もしも口にはいったら誰にも言わずにそのまま口の中に隠し続けて最後まで内緒にしておきます。そして、みんなにアーモンドを最後まであきらめずに探して食べ続けさせ、最後に全部食べ切ったところでラッキーな人を当てます!アーモンドをゲットした人には賞品がまっています!

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デンマークは比較的冬もそこまで寒くはならず、12月も今年は最低気温が0度を下回る事はまだないです。最近はクリスマスの時期に雪もめったに降らず、ホワイトクリスマスが味わえないのはちょっと残念なのですが、年を開けたあたりから気温も下がり始め、マイナスになる事もあります。今年はクリスマス後の年末のバーゲンも中止になり、年が明けるまで静かに自宅で過ごすしかないようですが、自宅でゆっくりとヒュッゲな時間を過ごすのが大好きなデンマーク人です。来年こそはいい年になりますように!

GOG JUL! メリークリスマス

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