オンライン化に影響するなにか(13)
完成形を想像できていますか?
ゴールをイメージすることが成功の始まりだと言いますが(えっと、たしかそう言いますよね?)、対面で行っていたことをオンラインに変える際、ゴールが明確にしづらいですね。最終形が見えないです。いままだ存在しないものを作るんだ!と言えば格好はよいのですが、チームで共有できるものがなければメンバーが心細くなります。
ゴールイメージには2通りあります。1つは、ゴールを迎えたときの自分やチームの気持ち、共有したい人、顧客の喜び、社会の変化などを明確にします。自分自身を含めてチームを鼓舞するために、成功したときの姿や状況を頭に描くことです。
もう1つは、成果物です。webシステムをつくるのであれば画面イメージ、効率向上のプロジェクトであれば処理時間などの目標数値、などです。複数人のメンバーが誤解することなく共通のゴールを持てるようにします。
そのためにも、実際にオンラインイベントに参加し、場面や動きを記憶にストックしておく必要があります。可能な限り種類の異なるオンラインイベントに参加し、オープニング、ディスカッション、セレモニー、対談、講演、グループワークなど引き出しを用意するわけです。想像できる部品が増えると、組合せることで全体像が見えてきます。
ポイント13
多種多様なオンラインイベントに参加すればゴールをイメージしやすい
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