53歳のおんな~お金がない~
仕事で活躍するもお金がない!
53歳、資金が足りず、仕事もままならないおんながいました。67歳まで生きた彼女が、それまですでに華々しいキャリアと、海外からも羨まれる功績を残していたにもかかわらず。
彼女が世界からその功績を称賛されたのはその17年前、36歳の時でした。彼女は一気に有名人となり、豊富な資金で自身の研究所を持ち、数々の称号をもらいました。しかし、研究以外の諸事(取材、面会、手紙の返事など)に時間を取られ、研究活動がままならない状態となりました。うつ病にもなりました。次第に表舞台から遠のき、家族との時間を大切にしながら、研究をつづけました。そして53歳の時、戦争が終わりました。そこからの人生は、研究資金を海外から調達し、研究仲間とともに実績を残しました。
彼女の名前は、マリー・キュリー(Marie Curie)、日本ではキュリー夫人 として有名です。ポーランド人です。36歳でノーベル化学賞を受賞しました。1920年、ワルシャワの戦いが終焉を迎えました。
↓海外の団体に支えられて、国際会議にも出席していたマリー・キュリー。(画像はこちらからお借りしました)
仕事で活躍するもお金がない!
比較できない人生とはいえ、わたしも36歳の時、転機がありました。東京に転勤し、管理職になったのです。東京は思っていた以上に物価が高く、どんどんお金がなくなっていきました。全く異なる背景ではありますが、お金がない状況はマリー・キュリーと同じでした。ただ、雰囲気があまりにも違うのは時代のせいってことでお願いします。
ワルシャワの戦いが終わったのと同じく、Covid-19の戦いが終わってくれれば、キュリー夫人のようにわたしもこれから研究資金を調達できるかもしれません。
しらんけど
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