デザインフィードバックをする時に実践していること
こんにちは。今回は私がフィードバックをするときに実践していることについて書こうと思います。
フィードバックの回数を重ねていくと、悩みがたくさん出てきませんか?
例えば...
せっかく時間をとってフィードバックしているのに聴く姿勢を持たない人、プライドが高くなかなかフィードバックを受け入れられない人、成果物ではなく人格を否定されたと思ってしまう人、わからないことをわからないと伝えてくれないのでどこまで理解しているのか把握できずフィードバックが難しい、、等。
これらは私がフィードバックをする際に全て経験してきたことです。
フィードバックをされる側に問題があるのではなく、する側の方法であったり伝え方に問題があることがほとんどだと思っています。
デザインの改善のために行うものが、結果チームの雰囲気を悪くすることになってしまうのは避けたいですよね。
特にジュニアデザイナーまたはフィードバックを受けることが初めてのデザイナーに対してはしっかりフィードバックの目的を伝えるのが重要だと思います。
始める前に伝えておきたいこと
・フィードバックはデザインの改善のためにするものと伝える
・自分の経験から〇〇な反応をする人もいますが、人格を否定しているのではなく、成果物に対しての批評だということを伝える(〇〇には「人格を否定されたと思ってしまう」「イライラしてしまう」「聴かない」というような具体例を伝えると伝わりやすいです )
・不明点があればいつでも質問して良く、全く意見を言わず聞いているだけというのはお互いにとって非生産的なのでやめましょうと伝える
これらを伝えておくと目的を明確にできるのでフィードバックがしやすくなります。
フィードバックの伝え方
1つ前の記事でも簡単に触れましたが、論理的に伝えることが重要です。
・デザインのどの部分に対してのフィードバックなのか
・ペルソナや体験設計に照らし合わせると妥当か
・他に選択肢はあったか、どうしてそのデザインが最適なのか
・デザインの目的は何か
これらを考慮してフィードバックをすると、受けている側も整理がしやすく、次にどうすれば良いかの改善点が見えてくるようになります。
考える時間を与える
フィードバックでは「〇〇にすべき」というような指示は避けるべきだと思います。考える時間を与え再度デザインをブラッシュアップしてもらうとより良いでしょう。
現在も試行錯誤しながら行っているフィードバックですが、私が心掛けていることをまとめてみました。皆さんからのご意見大歓迎ですので、twitterまたはこの記事にコメントください。