【44プロジェクト】「わたしを見ているわたしに還る」
「わたしを見ているわたしに還る」
【Yさんによる絵の解説】
わたしを見ているわたしに還る
本来のわたし
すべての光の源へ
金色の光の輪
銀色の三角に閉じこめているもの
どちらもわたし
光の輪は
わたしがずっと目指していたもの
なりたかったもの
どうしたらなれるのか
何処へ向ったらよいのかもわからないのに
ずっと目指していたもの
(けれども本当は知っていたはず)
銀色の山の中に封印されていたわたし
金色の光のわたしの働きかけで
閉じこめていた氷はみるみる溶けだして
水は川となって流れてゆく
緑の美しい木々も喜んでくれている
ずっと一人で目指していたと思っていたけれど
最初から本当は一人ではなかった
全てが同じ源だから
全ての氷が溶けた時
虹色の光を放ちながら
金色の光の輪へと
ひとつになってゆく
わたしを見ているわたしに還る
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【KACHICOの雑感】
お名前を一目見たときから、なんて神々しく美しいお名前だろうかと
私の個人的感覚ではありますが、静かな感動がありました。
そして白山菊理姫を想いました。
雪の下に埋もれた木々のイメージが最初に浮び、
それから放射状に細長く伸びる虹色の輝きがこの世の物ではない神々しい景色。そして円と三角。
殻を破る、とか、自分自神に戻る、源、というニュアンスの
キーワードがありました。
六角形は氷を象徴しており、それが融け出すイメージと、
逆に、円の中心(源)へと戻ってゆく様なイメージと、
両方を兼ね備えてみました。
見方によってどちらにも見える、どちらも同時にある様な感じです。
この絵を描いた当時、私は富士登山前でもあったので、
もしかして富士山への思いが強すぎて富士山描いちゃったのかな…と
若干不安になりましたが、
ご感想の中に「白山神社を思い出す」と書かれており、
あ、これは白山だったのか、と思いました。
依頼者さんが答えを知っていた良い例だなと感じました。
実は富士登山の後日談として、個人ブログの方で記事を書いているのですが、
そこで白山シンクロの謎解きの様なことをしていて、
その切っ掛けとして、この絵から答えを貰った部分も実は大きかったのです。
その内容はこちら→「9と13」
※見る人によっては怪しい内容なので話半分でお読みください。
解説を作るのに結構悩まれていた様でしたが、
後から私なりの解説を読んで頂いて、
その中からYさんの感覚で、ピンと来るものを採用して頂き、
文を構築してもらいました。
色々と並ぶ言葉の中から、どれを採用するか、
そして「これでよし!」と最終決定をするのは、
やっぱりご自身の感覚なんですよね。
是非ともその感覚を信頼して頂けると嬉しいです。
絵と真剣に向き合って頂き、
そして感じた事を表現してくださり、
ありがとうございました。
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このプロジェクト、
私の中では、感覚を使った真剣な遊びです♪
現在お申し込み頂いている方々の絵は予定より遅れつつも
地道に進めておりますので今しばらくお待ち頂ければと思います。
感覚としてはタイミングは全て采配されている様です。
44プロジェクトの参加者は引き続き募集中です♡
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