シェア
kachico
2016年5月26日 17:04
シンプルなプログラムが施された繊細で透明な原始の小さな幾何学。母なる海に抱かれ、融合するものも居れば分裂するものも居るし、光へ向かって泳ぐものも居る。純粋な欲求により、私達は形を変えて、再び生まれる。「生まれ変わる」「囚われを断ち切る」「純粋な感情」「射し込む光」***********************************始め、アメーバの様な抽象的な形のものが蠢いている様
2016年5月24日 21:35
【共同創造協力者かづきさんによる絵の解説】緑色の雨が水面に降り注いでいる。多くの場合で緑色だが、時々青色の時もあれば、赤色の時もあり、様々である。水面は色彩の祭典と化し、やがて水中に埋没する雫は彗星のように燃え尽きて海になる。水中を漂うステムは水面に溶ける色を見て、問う。この雨の根源はどこなのだろうかと。好奇心はステムの業であった。ステムは雫の落ちる軌跡に歯向かい、その触手を伸ばしていく。
2016年5月19日 02:42
暑い日差しに照り付けられて、カラカラに乾いた砂粒たちが、砂時計の様に降り積もっている様に見えるが、実際には逆で、サラサラと空へ昇り拡散されている。辺り一面、砂。まるで砂漠。何も無い、と思えば何も無い。しかし砂を拡大して見れば一つ一つが美しく個性的な形をして輝いている事に気付く。宝石の様。それが数えきれない程ある、と気付いたとき、ピョコッと緑が生まれた。「無い様で有る」「美」「見えないも
2016年5月8日 21:21
いつかどこかで記録された情報は蓄積され、行く宛も無く眠っていた。あなたという花から長い時を経て発露する。どうやって咲いたのか、その花の情報はどこから来たのか、そんな事を花は知らない。ただ咲く。情熱のままに。「記憶」「時空を刻む」「情熱」「表現」「叡智」***********************************クッキリとした色合いで深い青の背景に濃いピンクの花が浮かんで来
2016年5月5日 23:49
無邪気な鹿はただ楽しむ。そのことが既にそれそのものの存在の役割を果たしている。本人が意識するしないに関わらず、楽しむその姿を見た周りの者たちは無意識にメッセージをキャッチする。遊ぶ様に自身を表現して行く。無我夢中で自身の情熱のままに心から楽しむ事で太陽は味方する。「楽しむ」「無我夢中」「遊ぶ」「無意識」「メッセンジャー」*******************************
2016年5月4日 14:59
【共同創造協力者マエバラチカさんによる絵の解説】今、ここから飛び出す一歩手前。中央に芽吹く植物は、私。濃い青色の楕円は、私の目。感情が溢れている。白い光は溢れる感情。その光が変化の亀裂を生み出している。私は、生まれてきた赤ちゃんのように泣いている。その涙は希望。そして解き放たれたように勢いよく飛んでいく。涙は泉になった。虹色は私の希望の世界。もうすぐ、光を放つ虹色の世界へ変わる。