長谷部誠選手『引退』
長谷部誠選手が引退を発表しましたね。
マコさんを思い出す時は日本代表キャプテンやブンデスリーガーというより、高校の先輩という形が真っ先に出てきます。
幼少期の思い出
マコさんは藤枝東高校時代の僕の1つ上の先輩です。
小学校も隣だった事もあり、最初に「長谷部誠」を認識したのは小学校4、5年生だったかなと思います。
僕は1学年上のチームでもプレーしていたので対戦する事も多くありました。
ドリブルはキレキレでパスもうまく顔もカッコイイ。地元で有名なサッカー少年でした。
ある試合でかなり遠めからのロングシュートを決めた後に拳を突き上げてパフォーマンスをしているシーンを今でも鮮明に覚えています。
それくらい当時から目立つ存在でした。
高校時代
高校時代はチームメイトとなり、Bチームで一緒にプレーもしたし、Aにあがるタイミングも似ていたので本当に多くの試合を共に戦いました。
めちゃくちゃ高いテクニックを活かしたドリブルとパス、高い闘争心。
とても頼りになる先輩でした。
マコさんのCKからゴールさせてもらった事で僕の可能性も広がったと思うので感謝感謝です。
当時はまだ、「心を整える事を覚える前の長谷部誠選手」ですので、強気な性格が出過ぎて選手と揉めてる場面もありましたが笑
常に貪欲に勝利を目指す姿がとてもかっこよかったです。
プロ入団後
そして、卒業され浦和レッズに入り1年目のオフに高校の初蹴りに来てくれた際のプレーが高校時代と全然変わっていた事に衝撃を受けました。
うまいのはもちろん、パススピードがとても速く、プレーの強度の高さも凄かった。
プロになるとまたこんなにレベルアップするんだと思ったし、あの上手かったマコさんでもこれくらいにならないと通用しないんだなと痛感させられました。
そこで初めてプロの凄さを体験させてもらった気がします。
「長谷部誠」の偉大さ
それから何年たったか数える事もめんどくさいですが、
40歳までドイツで現役。えげつない。
この偉業が本当にどれだけ大変なのか、
常に自分をコントロールし、戦うための準備をする。
しかもトップリーグで。
神経を研ぎ澄まし、擦り減らす事もあったんだろうなと思います。
常に前を走り続けてくれた先輩には尊敬しかありません。
プロに入ってからはなかなか一緒にご飯に行ったりする機会はありませんでしたが、常に気にかけていただき、オーストラリアに来る時も相談させてもらいアドバイスをいただきました。
その時も
【マコさんが辞めるまでやめませんよ】って話もしましたね。
気にせず先にやめてくれなんて言われましたが笑
マコさんが、やっとやめてくれたんでこちらも辞めやすくなりましたよ笑
また色々話しましょ〜
本当に心からお疲れ様でした。
次のステージでも頑張ってください!
藤枝東 大井健太郎