見出し画像

ノバスコシア州を想う

昨日、カナダのノバスコシア州でとても悲惨な出来事がおきた。ある男が無差別に銃を乱射、19人が犠牲になった。これはカナダ建国史上、最悪のケースとなった。このニュースを聞いた時、家族全員が驚いた。もちろん、無差別に銃を乱射ということもだが、ノバスコシアという場所で起こったということだ。

トロントから、飛行機で2時間飛べば風光明媚なノバスコシアの州都、ハリファックスに着く。(そう考えれば、トロントからはニューヨークの方がずっと近い。半分の時間でいける。)

画像2

おかんは行った事はないが、昨年末おかんの夫が撮影(スタントマン)で約1か月の場スコシアに滞在したのだが、ハリファックス近郊の正にこのエリアが今回の悲劇の舞台となってしまったのである。

夫は、そこに滞在していた時に言っていたのは、人が本当にフレンドリーで優しい。ということだ。オフの際に道の反対側に歩いていても、大きな声で手を上げてHELLO!と挨拶をしてくれたらしい。挨拶だけではなく、どこから来たの?困っていることはない?と聞いてくれたらしい。そして、撮影時に肩をひどく脱臼してしまい、救急病院に連れて行ってもらったそうだが、待っている人はゼロ、入ってからドクターにみてもらうまで、数分しかかからず(トロントでは6-8時間待ちなどもある)、とても手厚くしてもらったらしい。そんなのどかなノバスコシアという土地で、こんな悲しい出来事が起こってしまったなんて・・・。

画像3

今回の事件で、カナダもアメリカのように簡単に銃が手に入るのではないかといわれているが、おかんが知っている限りではそうではない。少なくともオンタリオ州ではとても取得は難しい。夫は仕事の関係で銃のライセンスを持っているのだが、ライセンスを取るには犯罪歴や病歴はもちろん、知人の名前とコンタクト先をいくつか提出し、この人物が銃をもっても大丈夫なのかを確認をする長いプロセスだった。晴れてライセンスを取得できて、銃を購入したとしても銃の管理は大変で、例えば家のベースメントの暖炉の横に設置している鍵のついた保管箱に入れているとすれば、それをライセンスオフィスはもちろん把握しなければならないし、保管場所についてもたくさんの規定がある。そして、銃を持ち出すとなると、何月何日にどういう理由で持ち出しますということで、ライセンスオフィスに届け出が必要なのだ。そして、その規則を破った場合は一発アウト、ライセンスはく奪プラス、禁固刑も課される場合がある。アメリカでも州によっては厳しいところもあるかと思うが、おかんはやっぱりカナダは銃の規制は厳しいと思う。

今回のこの悲しい事件は、銃規制うんぬんではない。おそらく何らかの理由で精神的に病んでしまったある男が、取り返しのつかない凶行に走ってしまった・・・。今、自宅自粛をしている人が日本でも多くなって来たかもしれないが、このコロちゃんで気持ちを病んでしまう人が沢山出てくるかもしれない。おかん自身、自宅自粛を始めて5週間目に突入。おかげさまで外に散歩に出られるし、家でエクササイズもできる環境だが、みんながみんな、そんな環境ではない。そして家が安全でない人もいるはず・・・。

   今以上に自身を見つめ、愛し、整えていく必要がある時代はない。

今回の事件で犠牲になられた方々、ご家族の方に深く哀悼の意を表します。Our thoughts are with people in Nova Scotia...



カナダあるある 

今日はお休みいたします。

  

👇今の状況がどうであれ、これを見て整えましょう。

👇もし、興味があったらこちらをチェック!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?