ぼくらのかわいい延命措置
明日などこなけりゃいいと泣くくせにカロリー気にするかわいいぼくら
最近なんだかぼんやりしているような気がした、いつもじゃんって言われたらそうなんだけどね、自分では調子、そんなに悪くないって思ってたのが、ただの逃避や麻痺だったことに、からだがみんな気付きはじめてしまったみたいに。
考えないようにしていれば忘れられるくらいの軽いタナトフォビアが、ふとした瞬間、寝る前とかね、小さな発作を起こしそうになって、慌てて音楽で耳を塞いだり意識をそらすためだけに漫画アプリを開いたりして、かと思えばね、もう全部めんどうだなぁとか、どうやったらちゃんといきてけんのかなぁとか思ったりもして、
でも大体、今までもそんなふうにしてしにたいと生きていたいを繰り返して幸せになりたいだけが残って、そうやって過ごしてきたし、そうやって生きているひ とたちがたくさんいるのも知っているから。
そう、明日なんか来なきゃいいって嘆きながらわたしたち少し先の自分のために可愛くなろうとしたりするし、少し先の自分のためにお金を稼がなきゃとはたらいたりするし、少し先の自分のためにDVDを予約してみたりチケットの抽選に申し込んでみたりして、そうやって延命している、
そんなもんで、それってなんて人間らしくてどうぶつらしくてかわいくてただしいんだろうって思うよ、
それでもそんな自分のことは怠惰だって責めたくなったりするから、代わりにだれかそう言ってくれないかなぁって欲張りたくなる、
そういやあんまり人とも会っていなくって、さみしいのかもね、でも億劫になっちゃったりするんだよ、傷つけあったり、しちゃいたくないなとか。
カフェオレ飲んで寝る支度しようね、明日も、おだやかに、とりあえずそれだけ。
生活になるし、だからそのうち詩になります。ありがとうございます。