あたらしいマフラーを買おう
日に日に寒くなるけどみなさん、大丈夫ですか、あったかいもの食べて、あったかいふくを着て、あったかいお布団で眠ってほしいです、わたしもがんばってそうします、ほんとうはだれかがいてくれなきゃさみしくって風邪引いちゃいそうだけど、ひとりで大丈夫じゃなきゃ、健康的にだれかといられないかもって知ってるの、
ほんとは不健康でも不健全でもなんでもいいから、一緒にいてほしいって、内緒にしておこっか。
自分が穴の空いたバケツを抱えていることはずっとわかっているから、バケツなんか持ってないよってふりしてみたりするんだけど、よけいに虚しくなるでしょ、
きれいなバケツに愛をもらって、溢れちゃうからかわいく飾ってたくさん返そうって、そうやっていきてたいのにね、
それでも、ぼろぼろのバケツを笑ってほめてくれるひとも、穴空いてるの、見ないふりして自分がしたいだけだよって水を注いでくれるひともいるの知ってるから、ちゃんと自分でなおしてみがいてひとに返せるようになんなきゃねぇって、
そう思ってはめちゃくちゃなまんまでも愛してくれって叫びたくなったりを繰り返す、
それでも詩を書く理由、愛されるためだけだなんて、言ってしまいたくないんだよかみさま。
秋でも冬でも、どうせ春だって夏だって、変わってく景色とか変わっていくひととかみんなみんなさみしいけどいとおしくて、毎回そんなことばっか言ってるんですけどゆるしてください、
かぜひかないでね、みんな、ただしく明るくなくてもいいから、健康に、さみしくいましょうね。
生活になるし、だからそのうち詩になります。ありがとうございます。