0228本目のナイフが折れる夢
花粉症の足音が聞こえる、どころかもう耳元で踊られてるくらいで、こんなことで春が来るなんて気づきたくない毎日なんだけどみなさんいかがお過ごしですか。
好きだったアイドルが今年いっぱいでアイドルを辞めてしまうことを、夢にそのひとが出てきて思い出した。
辞めることは始めることよりもずっと勇気がいると思う(少なくともわたしはそう)から、さみしいばかり目につくけど最後までかっけーじゃん、とどこからか分からない目線で思う、もう、しばらく、追いかけてもないくせに。
辞めることもだけど続けることも、とにかく選択にはエネルギーがいるから、わたしも書くことを、発信することを、何もかも諦めないことを毎日選びとっていたいなぁと怠惰に飲み込まれそうになるのをぐっとこらえようという気持ちだけはあるのです。
そう、怠惰に飲み込まれないようにいなければ夏のために早々と買ってしまったシャツや痩せたら着るからねってクローゼットにかけたままのスカートがかわいそうだよ。ね。
毎日丁寧に研いで研いで君を突き刺すために尖っていたいのに、すぐに丸まって眠ろうとしてしまう、
つまらないひとだとあなたにばれてしまいたくなくて、エッセイ、と呼べるようなものを書くのが今日もすこし怖い。
時折書いてるこの乱雑な日記のような雑記のようなものも輪郭をできるだけめちゃくちゃにぼやかして煙のようにしてしまいたくなる、煙なんて、誰も興味ないまま忘れられちゃうのにね。
覚えていてほしいのにな。鮮烈に。焼き付けてほしいのに。
歌うのが好きだったこと、忘れてしまう前にはやくわたしの歌を聴いてほしいんだよ。
生活になるし、だからそのうち詩になります。ありがとうございます。