レモン柄のシャツが欲しいしはやく光になりたい(0722)
今日も今日とて悪夢を見たりする、馬鹿みたいな化物とか謎の組織とかよりただ嗤われる、嘲笑われる夢、がいちばん恐ろしくて、まとわりつく夏がさらに不快になっていくね、
こんな日は、こんな日じゃなくとも、パフェが食べたい。繊細でもガサツでも美しい、ひとみたいなパフェ、バカみたいに甘くてもやさしい甘さでも、どうせおいしい、わたしみたいなパフェ。
久しぶりにライブに行ったりした、誠実なものを見ると自分も詩にくらい誠実であらなければと思う、ちかちかと変わる照明がまぶしくて、それ以上にステージの上の彼らがまぶしい、そうだわたしはまぶしくなりたいんだった、ひかりたいんだった、そう、誰より、目の前の誰より、まぶしくて、でもずっと見ていたいような、ひかり。
きみのいない1日のうち10時間くらいはずっとくやしい、あとの14時間は生きることをするだけで精一杯で、体力(気力かもしれない)をつけなければつまんないねと思う、
洗い物をしながら歌う下手くそなラップ、夏を越えられるようにまたひとつ虹色にひかるものを買った、角張った小さなグラス、
水とコーヒーばかり飲んでいる、わりには、不健康に丸いからだ、には、穴が空いている、
砂でつくったトンネルの向こうにだれの手もないとき、わたしは、なんのためらいなく、その山を蹴り飛ばして壊してしまえる、
なにもかもの輪郭が濃くなる夏になると自分のそういうところがよぉくわかって、愛おしいね、と、思う、愛してもらえるかは、今日もわからない、
白いᎢシャツに染みができないように、と、祈れない、
わたしを、ただの愚図と、思っていいのは、君だけだよ。
生活になるし、だからそのうち詩になります。ありがとうございます。