冬の自販機とうすぼけたイルミネーション
昨日、あぁこれはnoteに書こうって思ったことがあったはずなのに、眠たくってメモしなかったから丸ごと忘れちゃったなぁ、
まぁでも書くべきことならまた戻ってくるはずだから、と思ってしまう、運命とかそういうこと、都合よく機嫌よく信じたり信じなかったりする、生きるコツ、呪いでもあるかもしれない、自販機で買ったあったかいお茶、あったかいまんま飲みきれたことがないのよね、と、反対側のホームでひかる赤と青のボタンを見て思った、そんなに目、良くないから、イルミネーションだと思ったっていいよ、
左手は、もう少しぬるくなったお茶のペットボトルがふさいでいる。
鬼滅の刃の最終巻、泣きながら読んで1巻から読み返したくなったな、って、17巻より前が空いたまんまの本棚を見る、一瞬だけ付き合った元恋人に貸しっぱなし、もう返ってくることもないんだろうな、なんにもセンチメンタルじゃないけど、普通に読みたいときに無いのは悲しい、
一年もたてば自分もまわりもぐるぐるまわって変化していて、まぁどうなってるかもわかんないけど、来年の、再来年の自分がしあわせであることだけはいつも疑えないから結局わたしは弱いようで強いのだと思う。
恋人の最寄りの駅もイルミネーションがひかっているらしい、通りがかりにふたりで見るくらいでいい、それから、帰り道、知らない誰かの家の飾られた庭を、ひとりで見るくらいでいい、
華美でにぎやかなものだけが、うつくしいわけでも楽しいわけでもないってこと、あなたはちゃんとわかっているのだろうか。わかっていなくても嫌いになったりしないけど、
わたしのうつくしさだってそういう、そういう派手なものだけではないから、わかっていてほしいと思う。
生活になるし、だからそのうち詩になります。ありがとうございます。