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こどものころみたいに夏休み、あるわけじゃないから、8月も終わりにさしかかってることに気づけない、まだたまに暑いし、でも随分涼しくなったね、
これを読む君とじょうずに話ができないので天気の話なんかからはじめています、
この世でいちばん、わたしのことを知らないのに、
この世のだれより、わたしのお腹のおくに触れるひとへ。
理由もなく1日苛々してる、みたいなとき、大抵は不安やさみしさから来ているからなおさら質が悪い、溢れてる逃避の手段が全部役に立たないって、調子が良くなきゃ娯楽も楽しめないって、毎度思うけど本当に人間のバグだよね、
お腹が空くから食べたのに、太るのと同じくらいおっきいバグ。
好きなもの、たくさんあるけどどれにも熱中できないのは深入りすればするだけめちゃくちゃに重たく盲目になる自分の性質や狂気を理解しているからで、
できるだけ身体は身軽な方がいい、って口で言うけどもう十分、わたし自身と詩と恋人を愛するだけで立ち上がるのが億劫なくらいには重たくて、でもこうじゃなきゃそれこそなんにも楽しくないから仕方ない。
推し活なんて上手に出来ない人生でした。
太宰治の秋風記、あたしが書いたことにしたい。
流れてきたくだらないツイートについた大量のいいね、
わたしはわたしの書いたものの美しさを誰より知っているからだれかの評価を価値にはしないけど、それでもだれかの評価が無いと、だれかの心を少しでも引っ掻けないと焦燥と不安でまたお腹の底のほうが粟立つから、
厄介だと思う、
わたしの幸福は誰にも何にも委ねてあげないけど、
わたしはわたしを評価されることを幸福のひとつに決めた、
振り回されることとはわけが違うって、分かってね、
きみの幸福も、誰にも委ねたりしないでね。
生活になるし、だからそのうち詩になります。ありがとうございます。