眠れぬ夜にギターを弾いてね

 
楽器を弾かないことを弾けない、と言うこと、音楽をつくらないことをつくれない、ということ、踊らないことを踊れない、ということ、
詩を、かかない、ことを、
かけない、と、いうこと。

やめたいなぁって思うの、羨んだりするのさ、上手に、みんな自分で選んだことを認めあってたいのにね、
ほら、選べなかったんだよって、泣きたくなったりするでしょう、抱き締めて、抱き締めていたい、そういうひともわたしもみんな。

  

昨日(書いてるのは今日なんですけど)は友達とライブに行ってきました、その友達が大好きで勧めてくれたバンドを見に行ったんです、最高だったな、たのしかった。
ひとに伝えるってどういうことなのかなって思ったよ、わたしも祈るようにうたえたらなぁとか、祈るように叫ぶようにだれかに届くように詩を書いていたし書いていたいなぁとか、ステージを見て胸がきゅっとなったの。最高だよね。
生きるとか表現するとか創作するとか、そういうことみたい。

結局みんな選んだのは自分なのよねって思ったりするのだ、それが、どうしようもなく自由で明るく思えるときと、どうしようもなく不安で虚しく思えるときがある、希望に変わるか絶望に変わるかまで考え方次第らしい、
楽観的なのか悲観的なのかもよく分かんない面倒なみなさん、いや私、それでも電車は時間になればやってくるんだって、しあわせで、残酷なことね、でも助かるでしょう、ね。
 

目を閉じたらまだ鮮明に思い出せるし、楽器の音がずっと響いてる、よく眠れそうだよ、今夜は。



#雑記 #エッセイ #音楽

生活になるし、だからそのうち詩になります。ありがとうございます。