しあわせをかぞえるもくようび
今日の生活、
こないだ買ったファブリックミストがめちゃくちゃいい匂いでしあわせだった、ミッフィーのいるかわいいピンクのトレーナーとステッチの入ったかわいいずぼんを買っちゃった、はじめて使ったアイシャドウがきれいで、はやくこのメイクで恋人にあいたくなった、
いつもみたいにぐるぐるぐるぐる考えているうちにいろんなことを思いだしてなきそうになった、かなしいとかじゃなくて、胸がいっぱい、みたいな気持ち、ホルモンやらなんやらに振りまわされていたくだらなくてうつくしいからだは、今日はほんの少し、調子がよかったらしい、
そうやってもらったものやつかんだもののことだけ考えて、ぼんやりはっきりしあわせになりたい、なる、んだろうと思う。
おだやかでないとき、大抵、うしなったものや期待していたのに手に入らなかったことばかり考えている、それも奪われたとかしてくれなかったとか、だれかや世界のせいにするみたいに。
不健康でいやんなっちゃうよね、思っているより、思われているよりわたしはいい子じゃないときがあって(しかもうつくしくも面白くもない方向に)、びくびくしている、なにかその罰がくるとか、単純に、これがバレたら、すきなひとたちがいなくなっちゃうとか、失敗してしまった子どもみたいな不安がずうっと、消えないまんま不格好に大人になってしまったな、
きっとそうやって怯えているひと、たくさん、たくさんいるんだろうな、いつもだれかに見られているみたいに、身体をじぶんの頭と別個にしてみたり、するひと。いとおしいです、じぶんのそういうとこは、あんまり、すきじゃないけど。
はやくあのトレーナーを着て出かけたいな、ダイエット、もっとがんばってもっとかわいくなりたいな、たまにはペディキュアでもしてみようか、はだしの、ちいさい爪、あのひとしか見ることのない爪、真っ赤だったりしたら、しあわせだろうか。
生活になるし、だからそのうち詩になります。ありがとうございます。