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ネタに詰まったら環境を変えてみる

音声作品界隈の奥深さを実感し始めている”おうじ”です。

#認知より人気の世界


昨日今日と相変わらずボイスドラマの台本制作に励んでおりました。

普段は自宅で作業を行っているのですが、どうも最近慣れてきてしまったせいかなかなか集中して取り組むことができてませんでした。

お陰で、筆の進みも芳しくなかったので今日は外で作業を行いました。

車で30分程行ったところに電源付きのカフェがあるので、午前中はそこで作業してました。

結果、2時間半ぐらい滞在してましたが、自宅の時よりもはるかに集中して作業ができました。

たまにこんな風に環境を変えてあげると、新しいネタが降ってきて筆の進みが良くなることもあるので、自宅作業に固執せず柔軟に対処していければなと思います。


今日の分もいつもの通り、バックアップがてら下記に残しておきます。

もしご興味があれば目を通してやってくださいませ!


それでは、本日の内容は以上となります!
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました!


<本編>

涼「さて、それじゃあ食べましょうか」
涼朱陽「「「いただきます」」」
陽「ん~~~っ!やっぱりお姉ちゃんの作るシチュー美味しい~っ!」
朱「はぁ…幸せ…」
朱「今日の疲れも一気に吹き飛んだわ…」
涼「ふふっ、ありがとね」
陽「あっ、そういえばさっき、朱美姉ぇにルーかけるかどうか聞いてたよね?」
涼「うん、そうね」
陽「どうして??」
涼「どうして、って…」
陽「だって、シチューってご飯にかけるものだよね?」
朱「あっ、なるほど。そういうことね」
朱「私の家だと、シチューとご飯って、別々で出てくるものだったのよ」
陽「えっ!?そうなの!?」
涼「うん、家によって食べ方が違うみたいね」
朱「私も最初、涼子の食べ方見たときビックリしたけど…」
朱「食べてみると別にどっちも変わんなかったのよね~」
朱「別にしたところで、結局ご飯と一緒に食べちゃうし」
陽「まぁ、確かにそうだね…」
朱「それに、最初からかけた方が、ご飯にまとわりつく感じがして美味しかったし」
陽「あぁ、なんか分かるかも…リゾット、みたいな感じ?」
朱「そうそう!そんな感じ!」
涼「最近は、ご飯にかける専用のルーなんかも、出てるみたいだしね」
陽「あれ、この前お母さんが買ってきて食べてみたよ?」
朱「どうだった?」
陽「普通のシチューよりもちょっとこってりしてたかな?」
陽「美味しいのは美味しかったよ!」
朱「へ~、そうなんだ。今度ウチらも買ってみる?」
涼「うん、いつもと違う感じを味わうのもいいかもね」
朱「…よしっ!」
朱「じゃあ、みんな食べ終わったことだし、後片づけしてお風呂行きましょうか!」
陽「はーいっ♪」

朱「はぁ…♪楽しかったぁ~♪」
陽「3人で入っても全然余裕でしたね!」
涼「もう、朱美ってばはしゃぎすぎよ」
朱「だって~、10代の女の子の身体なんて、そうそう味わえないじゃない?」
涼「いや、ちょっと言い方」
陽「ふふっ…別に大丈夫だよ、お姉ちゃん」
陽「私も楽しかったし」
朱「ホント陽菜ちゃんって良い子ね…」
涼「あ、そうだ、陽菜」
陽「なに?」
涼「寝るときのお布団、そこに用意しといたからそれ使って」
陽「うん、ありがとう!」
涼「明日は何か予定あるの?」
陽「いや、明日は特に何もないよ。帰るだけかな?」
朱「あっ!それならさ!明日私たちの畑、見に来ない?」
陽「そういえば、2人で畑始めたんだっけ」
朱「そうそう。毎週週末になると作業しに行ってるんだ」
朱「陽菜ちゃんを迎えに行く前にも、実はちょっと作業してたんだ」
陽「そうだったんですね!」
涼「次はちょうど玉ねぎの苗を植えようかって話してたとこだったから」
涼「もし良かったら、陽菜も手伝ってってくれないかしら?」
陽「うん、いいよ!喜んで!」
涼「よかった、助かるわ」
涼「今日で一応、耕し終わってはいるから、明日は畝づくりからになるわね」
陽「了解~♪」
陽「苗はどのくらい植えるの?」
涼「1畝分しかないから100本ぐらいかしらね」
陽「それなら、3人でやればすぐに終わりそうだね!」
朱「流石、農家の娘たちね…」
朱「陽菜ちゃんは、今もお義父さん達のお手伝いしてるの?」
陽「そうですね!忙しい時期なんかは、お父さん達と一緒に畑出てますよ」
朱「偉いわねぇ」
陽「全然そんなことないですよ~」
陽「ウチは昔からそんな感じなので、楽しくやってますよ♪」
涼「帰りの電車の時間もあるから…明日は早めに畑に向かいたいんだけど大丈夫?」
陽「うん、いいよ♪」
涼「ありがとう」
涼「それじゃあ、いつもよりちょっと早いけど、もう寝ましょうか?」
朱「そうだね。じゃ、陽菜ちゃん、また明日ね!」
陽「はいっ、また明日!おやすみなさい~」

涼「おはよう、朱美」
朱「ふわぁ~ぁ。おはよ」
朱「陽菜ちゃんは?」
涼「コッチには来てないから、まだ寝てるんじゃない?」
涼「ちょっと起こしてきてくれる?」
朱「は~い」

朱「陽菜ちゃ~ん、時間だよ~」
陽「んっ………んぅ」
朱「寝顔もかわいいかよ…」
朱「ほっぺぐらい触ってもバチ当たらないわよね…?」
朱「は…っ!なにこれ、やわらか…ッ!?」
朱「くっ…!これが若さか…ッ!」
陽「んにゃ…」
朱「あ、動いた」
陽「ん…ぅ」
朱「まだ起きないか…それなら…」
朱「お~い、陽菜ちゃーん?朝ですよ~?」
朱「早く起きないと…いたずらしちゃうぞ?」
陽「ん…っ………ぅん…」
陽「あ、朱美姉ぇ、おはよぅ…」
朱「おはよう、陽菜ちゃん」
朱「ぐっすり眠れた?」
陽「あっ、はい!むしろいつもより良く寝た気分です」
朱「そっか、なら良かった!」
朱「涼子がもう朝ごはん作ってるから、準備できたらリビングにいらっしゃい♪」
陽「わかりました!ありがとうございます!」


<番外編>

陽菜が中3(15歳)
兄が(25歳)

「おはよう、お兄ちゃん」
「んぅ?………お兄ちゃ~ん…」
「…おーい、朝ですよ~」
「むぅ…全然反応ないなぁ…」
「今日は田植えのお手伝いの日でしょ?」
「早く起きないと…」
「お父さんに、怒られちゃいますよ~?…ふふっ」
ガバッ!!!
「あっ!起きた!」
「おはよう、お兄ちゃん!」
おはよう、陽菜
「だいぶグッスリ眠ってたね?ふふっ」
あれ?父さん達、もう行った?
「うん。お父さん達ならついさっき田んぼに向かってったよ」
マジか…
「あぁ、ゴメンね?さっきはああ言ったけどお父さん全然怒ったりしてないから」
…ホントに?
「うん。仕事で疲れてるだろうから、ゆっくり寝かせといてやれって言ってたし」
なら、良かったけど…
「昨日も帰り遅かったよね?」
うん、23時ぐらいだったかな?
「お仕事大変なの?」
新しい仕事振られたばっかでなかなか慣れなくてね
「そっか…あんまり無理しちゃダメだよ?」
…ありがとうな
「うぇ!?…ちょっとぉ…頭なでるのやめてよぅ…」
「もう子供じゃないんだからぁ…ふふふっ」
(手をどける)
「朝ご飯、お母さんが作ってくれてたのあるけど、食べる?」
うん、食べてくよ
「うん、わかった」
陽菜はもう食べた?
「え?わたし?」
「お兄ちゃんが起きて来たら、一緒に食べようと思ってたから、まだだよ」
そっか、悪いな
「いいよ、別に~、だってまだ9時前だし」
まだそんな時間なんだ。陽菜は出かける準備終わったのか?
「ん?あぁ、私はもう準備できてるから、大丈夫だよ」
そっか。よし!じゃあ俺も着替えて準備しますか!
「うん!じゃあ、私、お味噌汁温めてくるね」
おう、ありがとう
「食べ終わったら、一緒に行こうね!お兄ちゃん♪」


涼子29歳
陽菜高校2年(17歳)
春休みの4月上旬

涼「ただいま~」
陽「あっ!お姉ちゃん、おかえり~!」
涼「ただいま、陽菜」
涼「お父さん達は?」
陽「今は畑に行ってるよ」
涼「そっか」
陽「ほら、お兄ちゃんが会社辞めて、畑することになったでしょ?」
陽「だから今日は、そのお手伝いなんだって」
涼「…そういえば、そんなこと言ってたわね」
陽「とりあえず、荷物置いてきたら?」
涼「あぁ、そうね」
陽「飲み物は紅茶でいい?」
涼「うん、ありがとう」

陽「そういえば、こんな時期に帰って来るなんて、どうしたの?」
涼「ん~、…特に何か、用事があったってわけじゃないんだけどね」
涼「有給余ってるから早く使いなさいって、会社にうるさく言われててさ~」
涼「沙希にも相談したら、たまには実家に帰ってゆっくりしてきたら?って言ってくれたから、それでね」
陽「そうなんだ」
陽「いつまでお休みなの?」
涼「1週間ぐらい休みは取ったんだけど、明後日には帰る予定でいるわ」
陽「そうなんだ??」
涼「あの子一人でちゃんと生活できるのか不安だし…」
陽「いや、さすがに、沙希姉ぇもいい大人なんだし、大丈夫じゃないかな?」
涼「まぁねぇ…そうだといいんだけど…」
陽「ふふっ…、お姉ちゃん、ちょっと過保護すぎるんじゃない?」
涼「う゛…っ!沙希にも同じこと言われたわ」
涼「別に信用してないわけじゃないのよ?」
涼「仕事も真面目にやってるし、家のことも二人で分担して上手くやっていけてるんだけど…」
涼「ただ、あの子ってほら…なんかこう、目が離せないというか、ちょっと危なっかしいトコあるじゃない?」
涼「無邪気というか、子供っぽいというか…」
陽「あはは…、まぁ…なんとなく、わからなくは、ない…かも?」
涼「ご飯はある程度作り置きしてきたし、大丈夫だと思うんだけどね」
陽「そんなに心配しなくてもいいと思うけどね?」
涼「…それもそうね!なんかあったら、連絡来るでしょうしね」
陽「そうそう!」
陽「ま、なんにしても、相変わらず仲良くやってるみたいでよかったよ」
涼「陽菜の方は、最近どうなの?」
涼「そろそろ進路とか決める時期なんじゃない?」
陽「うん。一応、お兄ちゃんも通ってた、農業大学校に行こうかなって思ってるんだ」
涼「それって…私達の家の近くにあるとこよね?」
陽「うん、そうそう」

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