京アニ新作のエンドロールと前職の電話帳に共通すること

京アニ新作、エンドロールに犠牲者名　遺族「戻ってくるわけではないから…」 https://t.co/HE4VFSpr1d @kobeshinbunより

— suzu-chie@おうじゃ (@ouja048) September 6, 2019

#京アニ の最新映画に件の事件で殺傷され、関与された方の名前を含めて全員エンドロールされるということをその作品のスタッフの方針で行われるということを知った。

その作品があがったのは事件があった前日であり、犠牲者の哀悼を込めて、

なくなってもみんな仲間だよというメッセージを込めた形で行うことに関して、本来なら末端にいる勤続一年未満のスタッフはエンドロールの載せないはずだが、生前の頑張りを認めて敢行したのだと考えられる。

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前職の蛇腹の電話帳

通常の社内電話帳は役職がある社員名しか掲載されていないことから、前述のエンドロールで一年未満の社員名を掲載しないことに共通することは、

部署並びにその作品の制作スタッフを代表する人物であることを示している。

乱暴なことをいえば、

掲載された社員は責任が重く、それに伴う窓口であることから、末端に当たる人は戦力外と見なされている。

ただ、前職の場合は上記記事で執筆した通り、

ファミリー的要素があることから、退職当時1200名近い全社員の名前を掲載していた記憶がある。

当然役職に就いている社員の名前の文字が大きく、非正規社員を含めた非役職の社員は小さく記載されている。

非正規の立場であった私の名前を載せてくれたことに関して、

会社としては暖かい家族の一員として見なしてくれたことに対して恩義を感じている。

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新作は遺作同然

新作があがった時期に多くのスタッフが死傷した時点で、

これが最後の京アニ作品になるかもしれないと過ぎった

犠牲者の中には実力者がかなりいたことから彼らはもう戻らず、戦略に大きな影響を及ぼしてしまうのではないかと危惧したものの、

生き残った社員を筆頭に、今後加入する人達で新しい京アニを築いて欲しいと謳っている。

アニメに疎い私からすれば、

#響けユーフォニアム のデータの在り処を教えてくれた天国に逝った #池田晶子 さん同様新作の存在があるということを教えたくれた嬉しい出来事であったに違いない。

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今までエンドロールになかったスタッフの存在

前述でエンドロールになかった一年未満のスタッフも、

一般企業でいう労働者であり、一社員と同様であり、働きアリと同然の存在である。

彼らは社会経験がなく、実績がないのは勿論、

メインのスタッフに協力して真面目に仕事をしてくれたことに関して新作のスタッフに認めてくれたことになる。

将来はエンドロールに名前があがることを目指して真摯に仕事をしていた彼らの姿を思い出し、

低学歴ながらキャリア志向だった私は社会に出て23年間、責任を問われない仕事しか与えられないまま終止符を打ってしまったのとは対照的に、話題作に名前が記載されたのは幸せ者だと思う。

そんな私は新人時代から閑職に追いやられた32歳まで、キャリアとは見なされない状態から腐ってしまい、投げやりになってしまったのと対照的に、

重要人物に混じった形でエンドロールに名前がが記載されるのは最初で最後であり、一生に一度の大きな経験をしたと伝えたいところだ。

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京アニの異例的なエンドロールの方針は今回限りであると思われるが、

 ＃令和 になってからの忘れられない事件かつ、多くの犠牲者が関与した大きな証でもある。

一年未満ののスタッフに、

いつまでも京アニの一員であること

や、

ご遺族の方々が見えない場所で大作の制作に関わったことを証明させたこと

を伝える趣旨で敢行したという大胆な決断をされたという方に関して敬意する。

改めて35名の犠牲者のご冥福をお祈りします。

#青葉真司