「悪友」という言葉の響きで連想してしまう故・ #阿久悠 氏
以前Facebookで書き込みをしていた頃の出来事。
子持ちの友人に対して
「悪友」
という三人称を使い、その書き込みを見た彼女が傷ついたという返信をされた。
私としては高校時代に知り合ってから彼女が結婚するまで悪ふざけをするような遊びをした大切な仲間であることの敬称として使ったつもりでも、犯罪や現在でいういじりがいじめであると感じさせるような悪事をするという意味に取れてしまったのだろう。
その当時は仲間内で教師たちを #2ちゃんねる みたく、面白おかしくした感じで誹謗中傷して会話したいたずらを楽しみ、共通の友人で自死した親友を喜ばせた仲間だったのに...。
彼女からすれば現在でいう #パワハラ や #嫌がらせ 、 #イジり に該当する取られ方をされ、友情が破綻する一因とさせてしまったことに関して申し訳なく思った。
数年前に亡くなった作詞家の #阿久悠 氏のペンネームが「悪友」という言葉の響きから取ったものであるということに思い当たり、この一件から
「阿久先生」
と呼ぶようになった。
阿久先生の名前を知ったのは幼稚園年少児に #ピンクレディー の歌の作詞を多く手がけていたということから、その当時にテレビの歌番組に流れた作品の歌唱時に多くの頻度でクレジットされ、幼ながら偉大な作詞家であると感じた。
詩の意味がわからなった昭和の子供にしては #松本隆 氏と現在の #秋元康 氏と並ぶ大物であったが、 #おニャン子クラブ と #AKBグループ の作詞家として株を上げた秋元氏に埋もれてしまったことから #演歌 主体の作品を作るようになった。
阿久先生を改めて思うと、秋元氏のアイドル育成の企画に負けず劣らず、前職の広告代理店で勤務していた頃の経験を活かし、言葉を吟味した作詞活動をしただけでなく、作家等の他の活動もされていた偉大な方だった。
他の友人・知人達に阿久先生のことを話したら恐らくそこまでチェックしていないから知らないと言われることは勿論、同年代以上の人達に対してはピンク・レディーの歌の作詞家であると教えるだろう。
「阿久悠」という作詞家は同時期に活躍された松本氏と比較して「陰」の部分を持つ部分が強いことを知った私としては、プロの表現活動がしている人達が使用する特有の使い回しをした表現をしたことでトラブルを起こしてしまったことに対して責任を感じ、人間関係の深さに応じた代名詞を使用することを心掛けている。
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![Chie Suzuki@おうじゃ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46936728/profile_cc869d7a97abc8f8bffe1e2375c75d41.png?width=600&crop=1:1,smart)