いい加減さの裏にある「不本意」
1988.3、高校の部活で地域の吹奏楽の演奏会を運営する地区委員を2年の任期中に実母の反対を受け、不本意な辞任をしたことが機で親娘間で対立をした。
最後の地区委員会で家族の名前を挙げずに前述の理由である辞めると他校の委員長に話したことを別の他校の同じパートの同級生に、
任期満了前に中途半端な形で辞めるいい加減な人
と、後に退部した友人を経由して言われた。
私としては最後までやり通していきたかったものか、どんな形であろうと中途半端な形で投げると、周りに迷惑をかけることであることは理解していた。
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高校の地区委員の不本意な退任
元といえば、その委員を部内から各1名選出しなければならず、既になっている部長である先輩の部長の
他校の人と沢山友達が出来るよとという言葉に乗せられ、友達が皆無であることを自覚していた私はつい立候補した。
又、通っていた高校が #底辺校 であり、大学進学率の低さと本格的な部活の取り組み方がなっていないことを知っており、
私がレベルの低い学校を変えようという気負いがあった。
又、家族が厳格な為に、中学の部活は不本意な形で退部せざるを得なかった悔しさから
心機一転出直す意志もあった。
他の部員が #いじめ られっ子タイプで頼りなさそうな私が危なかったらしく、心配視されていたものの、予想が的中されていた。
その一件で委員会全体だけでなく、部内で問題となり、後任を選出しなければならなくなり、申し訳ない気持ちであり、無事丸く収まったが、
幼い頃から実姉みたく、家庭内の空気を上手く読まずに、過去の私を変えるという暴走に至ってしまったのが原因だった。
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初職の退職トラブル
前職を退職した1998.3に、年度末処理が退職日と重なってしまい、
こんな多忙な時期にいい加減な形で辞められては困る
そう決めたのだから申し訳ない形で静かに帰って欲しい
と喧々轟々された。
これも私の思惑通りで、今まで一緒に働いてきた仲間を平気で裏切った結果である。
退職の意思表示をできるのは、
#民法 では退職の意思表示ができるのは2週間前と定義されており、本来ならば1年前にする規定を違反していたことになる。
直接の退職の意思は私の判断によるものではなく、実父の判断で
入社2年目で会社が自宅から片道2時間かかる場所に移転した為に通勤が困難になった
ことと.
退職した年度の月当たりの残業時間が45時間になり、帰宅時間が深夜に及んだ
とい理由で退職する旨の命令を受けた。
前述のトラブルを経験したことから、実父に6月の賞与を貰うまで待って欲しいと懇願したものの、口論となり、
親が敷いたレールに乗らない私に激怒して、泣かせてしまった。
変えようがない会社規定は、
#退職 を促すような追い込みによる嫌がらせであるという意味を理解していないことを理解しておらず、 #雇用保険法 が改訂していれば私側が有利となる。
強いて言えば、
表面上の世界で引き継ぎマニュアルをWardで清書をせずに、丸投げで行わなければならなかったことや、月末処理の収支が合わない状態のまま帰らなければならない傲慢さに反歌を買われたことになる。
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家庭環境の不理解の間に
実姉の就職問題で、難関大学が合格できる実力あるのにも関わらず、両親や父方の祖母は
未成年ながら #貧困 であることを理解しており、専門的なことが学ぶことを捨て、就職することを選択したことに感服した
と語っていた。
そのことを当時理解出来なかった私も将来的にそうなるかもしれないと予期していたものの、
他の同年代の友達と同じ経験が出来ないコンプレックスを抱いていた。
その影響で
意思を持たずに他人に委ねる人生を送るな
という言葉を頂戴されたことから、
両親からの遺伝子を持っていても他人であることを自覚して欲しい
と告げられたようなものだ。
生まれ育った家庭環境のループは繋がっているようなものであり、
他の家族と見識がない第三者は本人の口から出さない限りは理解される由がない。
上記執筆記事の通り、理由がわからないまま #毒親 のせいで #ドタキャン しなけらばならなかった理由を後日話したら、
案の定私が毒親育ちであることが知れ渡ったお陰で理解を示してくれた人が増えた。
その安心感もあって、前述二件の不本意な辞め方に対して両親を責めるようになり、
過去のことを忘れて、いい加減に立ち直れ
と一喝された。
家族以外の学校や職場といった第二の関係の者から
どんな事情であっても中断せずにやり遂げられなかったいい加減さがある信頼ならぬ人
と吐かれたトラウマから立ち直れないことに併せて、中断を要せられても上手く出来ない。
そういった不甲斐なさから
表面上な行為がそう判断されても、過去のことを振り返らない #サバサバ系 の人になれ
と家族のみならず、友人のひとりから言われている次第である。
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表面上のみの世界では自分が取った行為や言動が自らの意思でなくても当人の責任と見做されることがあり、
弱者に当たる人間は一つのコミュニティーから排除されることを危惧して仕方なくしている場合がある。
子である私は当然決定権がなく、いざという時に強者の責任であることを問う権利がある。
幼い頃から空気が読めずに「自我」に従った我儘ばかり言っていたことが原因で
まともな人間になっていない
と罵られ、両親によって不本意で中断せざるを得なかったことに対し、
脳内で「いい加減」人間になりたくないという葛藤に悩まされている。
只今失業中で高齢家族に合わせた生活を強いられており、取材する時間と費用がない状態で2時間という短時間で執筆しなければならない厳しい状況です。 主たるジャンルはいじめ、ハラスメント等の労働・社会問題を過去の回想を基にして執筆しております。