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Photo by
inagakijunya
一台の赤い公衆電話〜死に至りそうないじめを救ってくれた両親へ〜
上記執筆4記事は、
#携帯電話 が普及していなかった中一であった1984年の冬頃に受けた酷い #いじめ 被害を受け、加害者側の言い分に対する私の苦痛を綴ったものであり、復習を兼ねた形でご覧になって欲しい。
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私を帰らせようとしなかった加害者
酷いいじめから逃れることが出来ず、執拗に追い回した加害者らによって、
被害者である私の苦痛を受け入れず、当人が納得するまで帰らせないといった #リンチ や 当事者同士の話し合いによって帰宅時間が夜に及んだ日が続いた
ことを受けた実母は、
帰宅時に学校の赤電話で帰る連絡をするよう、大量の10円玉を手渡された。
私に異変があったのは、
リンチ被害で受けた大量のあざと、部活終了時間の18時になっても帰宅できなかったことから両親が #警察 に捜索願を出すことを考えていた程だった。
その為に部活に一ヶ月出られなかった何も関わらず、不本意な目に遭ったのは、
正当な理由で居残りしたとはいえず、家族に迷惑を掛ける事態となり、人目に付かない女子トイレで一方的に暴行を受けており、教諭らの目撃がなければ最悪「死」に至っただろう。
私は、
そんな残虐な目に遭ったのだからいい加減にして欲しい
と言ったものの、加害者側は納得せずに、
私が「負け」と認めない限り終わらせない
と告げられ、彼女達の意に沿わなければならなかった。
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実父の論理が通用しない
加害者側の言い訳とその為に部活や委員会に出られなかったことや家族に帰宅時間が遅くなる理由を加害者側の命令通りに言ったら、
深夜に近い帰宅時間と私の辛い表情が矛盾していることから嘘であると見なされ、「いじめ」を受けているということを判断された。
完全に加害者側に洗脳されたことによって判断能力を失い、力がなくなったことを受け、実父は勤務先の会議を途中退席して、タクシーで学校に向かった程だった。
校長室で当時の元校長と両親同席のもとでその件を話したら、
加害者のひとりの住所が元校長の前任校の校区であったことを告げられ、かなり #DQN な集まりであることを知った。
私と両親はそれに納得して、いじめの発端を見つけられたことに安堵したものの、
当時の担任が主犯格の加害者に聞き取り調査をされたことによって事態が悪化してしまい、通信できない場所で被害を受けたことから私と両親の思いが叶わなかった。
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最後の手段
本来ならば、当時の元担任が技術家庭を担当していることから、
職員室からは勿論、技術室にある電話を使って助けを求めようと考えたものの、私がしたら報道沙汰となってしまうことで加害者らに禁じられてしまい、電話をする為に持参した10円玉のみを頼りにする他はなかった。
その目的は、
苦痛からの解放は勿論、私の命を延ばすことや家族の幸せを願うために、当事者同士の話し合いが終えたら実母に帰る旨の声を聞かせら為にお守り代わりに持参したようなものだった。
結局、私達家族が楽にさせるには、
加害者側の理不尽な要求を受け容れて、犠牲にする他はなかった。
結局は私の一方的な負けを認め、その影響でクラス内の友達が離れてしまい、再び #ぼっち になってしまったことにより、充実した中学生活を送れなかったことで、
私が通った中学は新設校ということで、それに伴う学区域変更によって起きた悲劇から、隣接する問題がある校区の生徒がいたことを知り、この学校とはご縁がなかったことを一台の赤い公衆電話に告げられたようなものだ。
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現在はスマートフォンをはじめとした携帯電話の普及で、容易に安否確認や通報できる利器として重宝されているものの、
こんな時期に公衆電話がなければ密室処刑しているようなものであり、家族にしては悲鳴をあげている娘の声が正確な状況が掴めないと言わんばかりだ。
両親はそれまで家族以外の関係しか築けなかった私に対し、
第三の関係である他人は幾ら良い顔をしていても、いざとなればポイ捨てするようなことを教えられたことから、信じられるのは家族しかいないということを言われており、赤い公衆電話を通した実母の声が命綱のような存在だったかもしれない。
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