【旅日記】阿久根のまちは家族のような温かみで溢れている
こんにちは。Wayanの弟です。今回はるばる東京から鹿児島県阿久根へ来て経験した6泊7日の職業体験型ワーケーションがすごくよかったので、皆さんにシェアできればと思います。
10/16、私の初めての阿久根での生活が始まりました!今回のワーケーションプログラムのサポートをしてくれる桐野さん(あやもんさん)と福崎さん(のんさん)と合流しました。
1日目 夕日と過ごす時間
1日目は早速の昼食。
鹿児島では秋太郎と呼ぶバショウカジキの漬け丼をいただきました。
その後は街を案内していただき、山道にある湧き水へ。
その後は塩谷ホステルにチェックインし、夕日の時間に向けて海へ走り、コーヒーとケーキをいただきました!
初日から阿久根の綺麗な景色を見れて大興奮、素敵な時間を過ごせました✨
2日目 酒造で職業体験
2日目からいよいよ職業体験が始まります。
私たちが選んだのは製造業と漁業。
今回は焼酎の製造、大石酒造さんに伺いました!
こちらでは芋をドロドロに溶かして、一定の温度を保ち、濾すことでお酒ができるそうです。
私たちは、芋切りの作業をお手伝いしました!
芋の頭とお尻をナイフで切り、虫食いや汚れがあればその部分をナイフで削り取ります。
阿久根の綺麗な空と風を感じながらひたすら無心で切り続けます。
この作業、単純に見えて力とそれなりの集中力を要するので終わった後の達成感はなかなかのものでした。
4日目 豊かなまちを散策
4日目は、塩谷ホステルからチェックアウトをし、より処きてんにチェックイン。
霧島神宮や地域の方々と交流を図り、その地域の歴史や周辺の川や海などの自然を親しむことができ、違った視点で阿久根の素晴らしさを感じられました。
5日目 初めての漁体験
5日目は、海盛水産さんの定置網漁体験をしました!早朝6時から海へ向かいます。
まずはカッパを着用して船を出し、仕掛けておいた定置網を回収します。獲れた魚を網を使って小さな魚は逃がし、大きな魚を残していきます。
分別が終わると神経締めをしていきます。
ヒレの上を目かげて小さな鎌を刺し、身動きを取れなくしてエラをはさみで切ります。
その後、魚の頭から脳にかけて針を刺し、神経締めをして鮮度を保ちます。
この作業は、感覚で針が入っていく感覚を覚えるしかなくて、とても繊細な作業でした。
なので、数をこなしてコツを掴んでいきます。
この神経締めが終わったらご家族が経営しているうずしお館という定食屋に向かいました!
こちらで獲った魚を捌いていきます。
東京では魚が切り身で売られていることが多いので、魚を捌くのは今日が初めてです。
魚は鮮度が大事なので、スピード感を大切に。
身を多く残したいので綺麗に捌いていきます。
魚を捌いた後はお昼ご飯を提供していただきました!
そこでうずしお館の方々と話しました。とても温かい方々で、歓迎を受けて自分たちも家族の一員になったような気分でした。
6日目 その道のプロってすごい
6日目は、早朝4時から海に向かいます。
昨日と同様カッパを着て、船を出し、定置網を引き上げ、魚の分別と神経締めを行なっていきます。
魚に針を通すので、力と集中力のある作業。
怪我だけはないようにひたすら作業していくと、気づいたら日が出てきていました。
一仕事終え、うずしお館に向かい、朝食を提供していただきました。その後は網の点検作業。
主に高圧洗浄機の水圧で網の汚れを落とす作業と網がちぎれた部分を修繕していきます。
これもまた、綺麗な海と空を横目にできる作業で、網に海藻などがこびりついているので水圧で流す作業です。
二日間の体験でしたが、早朝からの作業で海の上で転落の恐れや針を使うので気を抜くと怪我につながるお仕事でした。
だからこそプロの方が手取り足取り教えてくださって貴重な経験ができたと思います。
海盛水産の皆様、ありがとうございました!
7日目 海に始まり海に終わる
そしていよいよ最終日、7日目の朝は再度海を見に行きました。海に始まり、海に終わるといった感じで何度見ても阿久根の綺麗な海。
東京では見られない阿久根の海は心が洗われるようで、穏やかな気持ちになります。
その後はイタリア料理店で昼食を取りました!
自家製のパンをシチューにつけていただきます。スイーツもカラメルの苦さとプリンの甘味がマッチしてて美味しくいただきました!
阿久根駅まで送っていただき、あやもんさんとのんさんとはここでお別れになります。ハプニングなどありましたが、手厚いサポートで1週間という日数で阿久根の素敵なところを沢山見ることができました!
御二方にはお世話になりました。ありがとうございました!
執筆:わやんの弟