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能登はやさしや土までも

1月16日。午前は何もアポがなかった。黄さんは、「団長、それじゃ、七尾の中島ストアーに行って、買い出しと、東京に能登の新鮮な魚を送りましょうか」と言うので行くことにした。
みおやの里の七尾線の最寄り駅は能登部。歩いて40分はかかる。いつもはウォーキングなのだが、バスなら中島ストアーのそばに停留所があるというので、北鉄バスで行くことにした。
黄さんは、「バスがダイヤ通りに来るのは日本だけだ。中国はそうでない。だから時刻表があっても誰もそれを信じていない。日本は素晴らしい」と言う。
羽咋~七尾線のバスに乗ることにした。七尾行きのバスは、最寄りの停留所の小田中に8時39分に着く。停留所に10分以上前に行って待っていたが定刻には来ない。5分待っても10分待っても来ない。
黄さんが日本のバスの時刻を守る素晴らしさを誉めた口の根が乾かないうちに、それに反することが起こる。
北鉄バスに電話してクレームを言おうかと思っていたら、15分遅れでバスは漸く到着した。誰も乗っていない。
運転手は、遅れていることを分かっているのか、結構スピードを出して走る。どの停留所にも乗客はいない。だから、バスはスピードを出して走る。私たち以外の乗客は4人いただろうか。これでは、赤字で廃止も致し方ないと思う。

中島ストアーで、私は東京の自宅宛に、黄さんは妹(血のつながっていない歳下の心友の黄さん)宛に、能登の新鮮な海産物を買って宅配便をお願いする。宅配料金は1,800円強と高いが、何せ海産物が金沢の近江町市場の半額かと思うように安くて新鮮だ。近くの鮮魚店の人も買いにくるのだと。
この中島ストアーはキモノールの坂井理事長からご紹介されたお店だ。いい友だちができるといい友だちが増えるだけではなく、いい情報がどんどん入ってくる。

七尾線で七尾から能登部に帰る。昼食は、駅近の農家食堂「和み」(宮田君代さん経営)でランチを摂る。宮田さんは中学校の1年先輩。
宮田さんがご自宅が近い私の同期(府栄野長三さん)に、「暇ならちょっと食堂に顔を出すように」とお電話される。私のことはお話しされない。楽しみは後に取っておくのだと。
府栄野さんは、食堂のドアを開けるやいなや、「やあ、博重か。久しぶりだな」と一言。60年は会っていないだろう。それでもザックバランに話すことができる。竹馬の友だ。

「1月の出張は短いから、2月に来た時に一杯やろう」と話す。懐かしい。近くだが、役場(行政サービス庁舎)まで送ってもらう。

役場では、「健康で長生き」をテーマに打ち合わせをする。
OUEN Japan のミッションは、町民の皆さんが幸せになること全ての総合コンサルティングだ。それぞれのテーマを有機的に結びつける調整役だ。そのために、いろいろな人たちからお話しをお聴きすることで、皆さんのお考え、今の中能登町を知ることから始まる。だから、リアルの面会が不可欠なのだ。そのため、できるだけ多くの人たちとリアルの面会が不可欠と思う。

夜は中能登町の有志の皆さんと、忌憚のない座談会と会食を愉しむ。
また、いろいろな提案が出てくる。それを調整するのがOUEN Japan。人とのハートフルなコミュニケーションがなければ、コンセントの差し口を間違えてしまう。


今朝は、岡山先生が羽松高校出勤の前に能登の土産を届けにきてくださった。そして、岡山先生の車で羽咋駅までおくっていただいた。タクシーを呼ぼうかと思っていたところに岡山先生が来ていただいた。

偶然は必然
因果応報、善因善果、悪因悪果


心清く、人のために尽くす。
それを心がけていれば、いいことばかりが訪れる。いいことでないと思うことでも、それを乗り越えるともっといいことがやってくると思って、真正面から受け止める。
身に起こる全てのことをいいことにしてしまうことだ。

不動院重陽博愛居士
(俗名  小林 博重)




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