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OUEN塾OB・OGとの触れ合いのひと時

久しぶりに、江崎卓君と白水優衣ちゃんが事務所にいらした。1月26日の[OUEN信念会]以来の半年振りだ。
彼らは、【OUEN塾in福岡・北九州】のリーダーOBとOGだ。
江崎君は、福岡工業大学卒。就職は日立系の関連会社。白水さんは、福岡大学卒。明治安田生命福岡支社に勤務していたが、この度、医療ベンチャーに転職した。
そのご挨拶に、2人で私を訪ねてきてくれたのだ。2人ともアンナと一つ違いだ。

彼らに、「同年代のアンナが頑張っていて、私は応援している」ことを話した。
彼らは、「私たちとは別次元の女性ですね」と言う。
私も同様な気持ちだ。私が20代の時は何を考えていたのだろう。銀行に慣れるのが精一杯で、「人生、如何に生きるべきか」などと言う「哲学的な思索」は全くしたことはない。穴があったら入りたいくらいだ。

彼らには、「同年代の人の中にも、このような生き方をしている人がいるのだから、それに刺激を受けて、人生を前向きに、元気で頑張ってほしい」と話した。

江崎君は、「8月のお盆過ぎに、OUEN塾OB・OGで集まりましょう。東京と石川と福岡のリーダーのOB・OGに声を掛けます」と言う。私を囲んで積もる話をしようと言うのだ。ありがたいことだ。

彼らと私は、45歳の歳の差がある。私の孫のような年齢の若者たちだ。
このような素直な若者たちが、声掛けあって私を訪ねてくれることに、私はとても嬉しく、気持ちが若返る。
私の同年代には、このような若者との触れ合いはなかなかあるものではないだろう。
これも、OUEN Japanを「学生たちの応援団」として設立したおまけだ。[OUEN塾]は、私の若返りの特効薬になっている。

私は、彼らに、「一生青春、一生燃焼」の精神を伝授する役目があるのだ。それが私の彼らへの恩返しだ。

皆んな、なんだかんだと「青春の悩み」は尽きないようだ。
こんな老人でも、決して若者には負けない迫力を持って生きていることを、身を以て示すことだ。


サミュル・ウルマン


青春   (原作 : サミュル・ウルマン)

青春とは、人生の或る期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。

年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。

歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に初めて老いがくる。
苦悶や狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ、あたかも長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。

年は七十であろうと、十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。

曰く、驚異への愛慕心、空にひらめく星辰、その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探究心、人生への歓喜と興味。

人は信念と共に若く、疑惑と共に老ゆる。
人は自信と共に若く、恐怖と共に老ゆる。
希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる。

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大偉力との霊感を受ける限り、人の若さは失われない。

これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至れば、この時にこそ、人は全く老いて、神の憐れみを乞うる他はなくなる。

私が目指す人間像は、歳は白秋であろうとも、若者に負けない『青春の心』を持って生きることだ。素直な心、感謝の心で、白秋の季節をありがたく受け入れることだ。
そして、白秋であるがゆえの知恵と情愛、人を思い遣る「恕の心」を持って、今青春を生きる若者たちを、黒子に徹して応援する「できた白秋の老人」になる」ことだろう。

不動院重陽博愛居士
(俗名  小林 博重)



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