自らの人生を季節に準える
非常に強い台風10号は、この週末、九州に上陸して日本列島を縦断する恐れがある。
東京は、まだ台風の影響はないだろうが、朝夕は少し過ごしやすくなった。スマホでこれからの1週間の気温の予想を調べてみると、最高気温が30°前後、最低気温が25°前後だ。昔はこれが夏の盛りと思っていたのに、今はそれで秋の気配を感じるというのは、今年の夏は異常な酷暑だったということだ。
厳しさを経験すると、ちょっとそのピークが過ぎても幸せを感じるものだ。
そんなことで、8月の季語はどんなものがあるか、ネットを繰ってみた。
秋され、秋めく、残暑、処暑、新涼、八月、初秋、文月、立秋、禾すなはち登る、寒蝉鳴く、鷹鳥を祭る、天地始めて粛す、涼風至る、白露降る
秋の雷、秋の初風、有明月、天の川、送りまぜ、御山洗、初嵐、二つ星、盆東風、盆の月
秋出水、盆波
秋扇、秋日傘、扇置く、苧殻、鵲の橋、梶の葉、梶鞠、衣被、休暇明、草の市、牽牛、小鷹狩、ささげめし、織女、硯洗、相撲、鷹打、七夕、七夕踊、七夕竹売、中元、妻迎舟、燈籠、七箇の池、七姫、庭木刈る、庭の立琴、願の糸、後の薮入、八月大名、鳩吹く、花火、星合、星の貸物、盆竈、盆狂言、盆の掛乞、盆花、盆路、盆休み、盆用意、廻り灯籠、焼米
愛宕火、生身魂、池坊立花、送り火、送り盆、踊、鹿島祭、風の盆、金水引、竿燈、北野祭、逆の峯入、経木流、解夏、刺鯖、地蔵盆、精霊火、精霊舟、水灯会、水巴忌、相撲の節、施餓鬼、大文字、薪寺の虫干、玉取祭、魂祭、竹生島祭、衝突入、燈籠流、茄子の馬、新綿の奏、墓参、蓮の飯、深川祭、奉灯会、星の薫物、盆綱引、真菰の馬、御射山祭、三島祭、迎火、綾子忌、応挙忌、鏡花忌、宗祇忌、藤村忌、普羅忌、了以忌、林火忌、了以忌
秋の蝉、秋の蛍、荒鷹、蝗、稲虫、稲舂虫、芋虫、刺虫、馬追、鉦叩、邯鄲、きりぎりす、草雲雀、轡虫、このしろ、鈴虫、仙入、鷹の塒出、鷹の山別れ、茶立虫、飛蝗、針金虫、蜩、放屁虫、法師蝉、松虫、別れ烏
新小豆、夜顔、カンナ、釣鐘人参、桐の実、秋の芽、桃の実、秋の蓮、蓼の花、めはじき、露草、ジンジャーの花、藪からし、鳳仙花、泡立草、煙草の花、冬瓜、夕顔の実、西瓜、草牡丹、弟切草、茜草、馬鈴薯、芙蓉、朝顔、ホップ、赤のまんま、楤の花、雀の稗、臭木の花、青瓢、山葡萄、藤袴、落葵、茗荷の花、山椒の実、沢桔梗、木槿、秋桑、畦豆、田村草、棗の実、鼠の尾、松虫草、大文字草、山茱萸の実、星草、桔梗、蕎麦の花、藤豆、薄荷の花、矢の根草、女郎花、刀豆、草の香、桜茸、葛の花、蘡薁、鉄道草、男郞花、萩、釣船草、楢茸、苔桃、弁慶草、水引の花、鳩麦、ぬめり草、仙翁花
8月の季語に"秋"という単語がチラホラある。それだけ"秋が待ち遠しい“ということだろう。
それでは私の人生の季節はどうだろうと考える。
私の人生を季節に準えてみると、それは、ちょうど今、8月の終わりだ。"待ち遠しい秋の季節に突入"した。
玄冬で生まれ育って、青春を謳歌し、酷暑の朱夏を乗り越えて、漸く実りの白秋の入り口に辿り着いた。
古稀を過ぎた人生の最終章は、緩い上り坂をコツコツコツコツと地道に上っていこうと思う。
年甲斐もなく、青春の心意気のまま、暴飲暴食をしてはいけない。無理をすることなく、しかし、ちょっと無理して、しかし、決して無謀な無理はしない。そして、穏やかな心で緩やかな上り坂を上っていこうと思う。
私は、10月から中能登町の地方創生アドバイザーに就任する予定だ。15歳で中能登町(旧鹿西町)を出て、半世紀以上の56年の年月が経った。
鮭は、生まれてきたミッションを果たすために、能登の川に戻っていく。
それが"中能登町地方創生アドバイザー"というタイトルであり、ふるさと中能登町の創生・再生のために、私の持てる力をフルに発揮しようと思う。中能登町を起点にして、能登半島全体に応援を拡げようと思う。そのためにも、健康に一層留意して、百寿の歳まであと28年強、長丁場だが頑張っていこう。
その手付金のようなものだが、9月に"企業版ふるさと納税"の寄附企業を何社か中能登町に紹介する。
3月からの6ヶ月の活動で、OUEN Companyの皆さんの何社かは、「小林さんが応援している中能登町を応援しよう」と言ってくださっている。
皆さんにふるさと納税のお話しをしたところ、10〜15社のOUEN Companyの皆さんから、前向きなお話しをいただいている。ありがたいことだ。
その受納式が9月19日(木)に中能登町役場にて執り行われる。
そして、私は、10月から東京と中能登の二拠点居住をスタートする。
東京と能登を行ったり来たりすることになる。
生前葬と出陣式を執り行い、第二の人生をスタートして2年が経つ。
どの道に進もうかとフラフラしていたが、漸く私が歩くべき道が見つかった。
https://koganei-kanko.jp/maron/archives/11052
大いなる道といふもの
世にありと思う
こころはいまだも消えず
湖人
不動院重陽博愛居士
(俗名 小林 博重)