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令和6年[OUEN Japan 信念会]開会のご挨拶
昨日の[OUEN Japan 信念会]は、183名の方々にご出席いただき、盛会裡に終えることができました。
これも皆さんの温かいご支援の賜物であると深く感謝するものです。
[開会のご挨拶]
OUEN Japan の小林博重です。
皆様には、昨年中は一方ならぬお世話になりました。ここに深く感謝するものです。本年も、昨年同様、
よろしくお願いいたします。
また、本日は、ご多忙の中、[OUEN Japan 信念会]にご出席を賜りまして、誠にありがとうございます。
令和6年の新年に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
元日に、私のふるさとである能登半島を、数千年に一度という大地震が襲いました。能登の冬は、シベリアから日本海を渡って雪と寒風が吹き荒ぶ、“過酷な日々の連続”です。そんな悪条件の中で、ふるさとの人々が耐え忍んでいることを思うとき、私の胸は張り裂けんばかりの思いに満たされます。ただ、一日も早い復興を願うばかりです。
皆さんにおかれましては、支援金・義援金・寄付金・ふるさと納税等、様々な形で、温かいご芳志を頂戴いただけますことを切にお願いいたします。
私は能登半島に生を享け、祖父母の下で、中学生まで、育ちました。
石川県が生んだ詩人室生犀星の詩にもありますように、「ふるさとは、遠きにありて思ふもの」。
ふるさと能登を15歳で離れて、はや56年が経ちましたが、ふるさとへの思いは、老いてますます募るばかりです。
祖父母は、ことあるごとに、「嘘をつくな」、「世のため、人のため、お国のために尽くす人間になれ」、「人を思いやる人間になれ」と、私に言って聞かせてくれました。そのような祖父母からの薫陶を受けたこともあり、東大に入り、安田信託銀行に勤め、紆余曲折を経て、七転八倒しながら、NPO OUEN Japanの設立に至ったのだと思っております。
そして、一昨年、古稀になったことを機に、“生前葬&出陣式”を執り行い、[不動院重陽博愛居士]の戒名をいただき、今、元気に第二の人生を生きております。
私が生きるモットーとしているところは、西郷隆盛の座右の銘である、“天を敬い、人を愛する”、「敬天愛人」の精神です。そして、それをどんな障害があっても乗り越えていく、中村天風の「絶対積極」の精神を持って生きることです。それが私の「応援人生」であると思っております。
OUEN Japanは、その名の通り、日本を応援するNPOです。
すなわち、OUEN Japanは、
1 学生たちの応援団であり、
2 学生たちを応援してくださる企業の皆さんの応援団であり、
3 延いては、みんなが住み、働き、学ぶ地域の応援団になりたいと思います。
それに加え、これからの超少子高齢化の日本を元気にしていくためには、男女が実質対等な立場で、それぞれの持ち味を存分に発揮して、共に手を携えて、社会を運営していくことが不可欠であるとの想いで、私は、“女性の応援団長”になりたいと思います。
女性を応援することこそが、日本が目指す“ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン=多様性・公平性&包括性”の一丁目一番地であると思います。
そのような思いの中で、昨年の[OUEN信念会]において、フェミテックベンチャーであるFlora株式会社のアンナCEOとの出会いがありました。
そんなことで、今年の信念会の第1部の講演の講師は、Flora株式会社のアンナCEOにお願いいたしました。
アンナさん、どうぞよろしくお願いします。
最後に、この一年が皆様にとって、素晴らしい、良き年になりますように祈念いたしまして、私のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
OUEN Japan 団長 小林 博重