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第二生は、"女性の応援団長"として生きる

中川美和子さんから、「こんなWebセミナーがあるから申し込んでみたら」とメールをいただいた。

[東京都 職場のウェルネスセミナー]
もっと快適に働くために、知っておきたい!
女性のからだの悩みと職場の対策
~~あなたと会社ができること~~

日時:2023年11月1日18時半~

第一線の医師、女性のウェルネスサポートを考える著名人らが登壇します。

1年のうち、生理でつらく、仕事の調子が出ない日が60日を超える──
働く女性のそんな調査結果があります。
初経からは月の単位で、40代後半から50代にかけては年の単位で、
女性ホルモンの波にさらされる女性の体には特有の健康課題があります。
職場の誰もがこの課題を知って、その悩みに寄り添い、働きやすい環境を作ること、そして女性も自分の悩みの解決法を知ることが重要です。
産婦人科専門医で産業医でもあり職場の改善を指導する医師が講演。
さらに職場での解決法を提供する会社を起業した専門家も登壇して、明日からできる解決法をレクチャーします。お気軽に登録、御参加ください。

早速申し込んだ。

中川さんは、NPO法人[和の環]の理事長をされている。以前は、日本生命で保険営業をされていた。
私は、明治安田生命で生命保険エージェントをしていた時に、「生命保険アンダーライティング学院」に通院していた。中川さんは、その時の同期生だ。
それからの付き合いだから、ほぼ20年近くになる。私は誰とでもすぐざっくばらんになるのだが、この学院の同期では中川さんが別格だ。

中川さんには、以前、私がFloraのビジネスサポートをしていることを話して、アンナを紹介した。そんなことで、このようなセミナーを紹介してくださったのだ。

私は人生を70年生きてきて、全くと言っていいほど、"女性の心とからだ"のことを考えたことはなかった。
安田信託銀行新宿支店の時は、個人営業の課長をしていた。
芙蓉グループの大成建設と安田火災と安田生命の本社が新宿にあって、職域セールスの女性部隊の責任者だった。
部下は、若い優秀なセールスレディたちだった。そんな、若い女性たちに囲まれていた時も、全く、"女性の心とからだ"のことに思いを致したことはなかった。
彼女たちは日々悩みがあったろうに、そんなことは私に言ったところでどうしようもないと、お首にも出さなかった。私には、いつも明るく、健康そのものの日々を送っているように見えた。
逆に、彼女たちは、その当時流行った石川さゆりの"夫婦善哉"がチームの持ち歌だと、時々、私を誘って、私を元気づけて煽ててくれた。
私が彼女たちを思い遣るのではなく、彼女たちが私のことを思い遣ってくれていたのだ。

[夫婦善哉]
浮き草ぐらしと あなたが笑う
肩に舞うよな 露路しぐれ
なにはなくても こころは錦
ついてゆきます..... 夫婦善哉
あなたの背中が 道しるべ

他人(ひと)には見えない 亭主(おとこ)の値打ち
惚れた女にゃ よく見える
寒い夜には 相合い酒で
憂き世七坂..... 夫婦善哉
今日も可愛い 馬鹿になる

ないないづくしも 才覚ひとつ
辛抱がまんの 花が咲く
旅は道づれ 夫婦は情け
なにがあっても..... 夫婦善哉
笑顔千両で 生きてゆく

彼女たちは、"私の背中が道しるべ"と言って、私についてきてくれたのだ。そして、"可愛い馬鹿"になってくれた。辛抱がまん、笑顔千両で、辛い職域セールスを務めてくれていたのだ。

私は、"応援のプロ"を自称している。そして、第一生は男の応援団長として、男の世界で生きてきた。しかし、それは女性の支えがあったればこそだったのだ。

大学の応援団は、私の時代は男ばかりだった。女人禁制とは言わないが、「何で女を応援団に入れるんだ」と言う今から思うと時代遅れの硬派の先輩たちもいた。

今は、東大に限らず、東京六大学の応援団(部)は全大学、女性が7割を超している。応援団は女性で持っていると言っても過言ではない。
チアリーダーは女性ばかり、ブラスバンドは半分が女性、男の専売特許だったリーダーも女性部員が入って頑張っている。

私の"応援人生"もそうでありたいと思う。
これからの第二生は、せっかく生まれ変わったのだから、今までお世話になってきた女性の応援団長になろうと思う。
それが、延いては男を応援することになる。そして、男女協働で、皆んながより幸せになる社会をつくっていくのだ。

「人は、人のために生きる」という。
「自分のためは人のため、人のためは自分のため」という。

男のためは女のため、女のためは男のため。仕事は、皆んなのためにするものだ。

そんな人間の原点に立ち返り、第二の人生を生きていきたいと思う。

不動院重陽博愛居士
(俗名  小林 博重)

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