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自ら燃える集団をつくる

中能登町逗留3日目。8時に鵜家宅を出て、8時28分良川発の七尾線で金沢に向かう。徒歩10分強で良川駅に着くのだが、何せ雪道であり、万が一の事態も想定する。
私は何でも先に先にと思って事を処する性格であり、それを人さまに強要するわけでもない(若い時は間々強要することがあって、人との関係がぎくしゃくしたこともあったが、古稀も過ぎれば枯れてくる)。
余裕綽々、8時15分前には良川駅に到着した。

車中でうつらうつらと仮眠を取る。9時50分に金沢に着き、駅前のANAホテルで西川さんに会う。今回の金沢への日帰り出張の目的は、西川さんとの意見交換、ただそれだけだ。

彼とコラボして、何か中能登町の地方創生に貢献できないものか、中能登町から能登半島へと拡がるビジネスを検討できないものか。そして、能登半島から日本各地へ伝播させたいと思う。そのような想いがあってお時間をいただいたものだ。

私の想いと西川さんの想いをザックバランに語り合って、1時間半の有意義な打ち合わせになったと思う。十分、金沢に出向いた意味があった。

西川さんは東大の後輩で、元アメラグ主将。私より2周りは若い。油が乗っている壮年代だ。地方創生をミッションと思い、日本政策投資銀行に入社。そして、自らが主となって地方創生に関わりたいとの想いで、銀行を退職してツエーゲンに入社された。
彼との初めての出逢いはもう10年前になろうか。東京で開催された石川県人会の会場で知己を得た。
実に誠実・謙虚なお人柄であり、好感が持てる。”地方創生”という同じミッションを持つ者として、長くお付き合いしたい人物である。

ふるさと中能登町の住民の皆さんには、生き生きと元気溌剌、ウェルビーイングな人生を送ってほしいと思う。住民が幸せな気持ちで生きてこそ、中能登町という基礎自治体は生き生きと元気溌剌な町になる。住民が何でもザックバランに語り合い、風通しのよい町が、ウェルビーイングな町だ。
まずは、自分のウェルビーイングを追求すること、そうすれば、住み、働き、学ぶ町はウェルビーイングな町になる。
OUEN Japan は、そのためのベースづくりの一翼を担いたいと思う。
春秋に開催したいと思う[OUEN塾]はそのベースをつくるイベントになる。


ウェルビーイング(Well-being)は、well(よい)とbeing(状態)からなる言葉。
世界保健機関(WHO)では、ウェルビーイングのことを個人や社会のよい状態。健康と同じように日常生活の一要素であり、社会的、経済的、環境的な状況によって決定される(翻訳)と紹介しています。

https://www.benesse.co.jp/well-being/about/index.html から抜粋

そのためのリーダーづくりだ。老若男女、健常者と障がい者、中能登町民と中能登町外(石川県内外)の有志等、リーダーの募集をしたい。
熱くなければ、想いは伝播しない。如何に自分が熱くなるかだ。そして、自燃性の仲間たちにリーダーになってもらう。自燃性の人は、その想いを可燃性の人に伝えていく。そして、燃える集団ができてくる。それがどんどん大きくなっていく。そんな[OUEN塾]になればいい。

物には可燃性、不燃性、自燃性のものがあるように、人間のタイプにも火を近づけると燃え上がる可燃性の人、火を近づけても燃えない不燃性の人、自分でカッカと燃え上がる自燃性の人がいます。
何かを成し遂げようとする人は、自ら燃える情熱をもたなければなりません。高校野球では、心から野球の好きな若者たちが、甲子園という大きな目標を目指し、一丸となって生き生きと練習に励んでいます。その姿には、未来への可能性とエネルギッシュな躍動が感じられます。彼らは自ら燃える自燃性の集団なのです。
自ら燃えるためには、自分のしていることを好きになると同時に、明確な目標をもつことが必要です。

~稲盛和夫OFFICIALSITE 自ら燃える~から抜粋

一歩一歩、コツコツコツコツ、千里の道も一歩から。
一寸法師の「一点集中の法則」だ。
さあ、カメの歩みを進めよう。

不動院重陽博愛居士
(俗名  小林 博重)








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