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大家族主義の[七朋会]

昨日11時から、外苑前の[OUEN Japan]事務所にて[七朋会]の幹事会を開催した。リアルの参加者は9名、Webで4名の、合わせて13名だ。

議案の一つは、"七朋会のロゴ"を決めること。

原型は、京大の同期団長だった松井君が、[七朋会]の集まりのおり、手拭いや団扇にデザインして作成したものがある(松井君が亡くなって13年以上が過ぎた)。それに手を加えて、正式に[七朋会]のロゴをつくることになった。
月に七つ星だ。七つ星は七大学をイメージ。その星のカラーは各大学のスクールカラー。

[七朋会]の旗もつくろう。
旗の下に有志は集まる。この旗を象徴旗としよう。

議案の二つは、"七朋会規約"をつくること。

[七朋会]は、昭和50年3月卒の同期の同期会から発展して、現在に至っている。
先輩・後輩や、応援を愛する仲間たちが、年に一度の七朋会の集いに100名は集まってきてくれるようになった。
私たち同期は現役入学でも71歳。浪人入学だったらそれ以上だ。元気にあと10年続けられるだろうか。しかし、このような七大学応援団の集まりは続けていってほしいと思う。

東京六大学応援団連盟は、東京六大学野球の応援がベースになっていて、明治神宮球場がメッカであることもあり、その団結力には強いものがある。連盟規約もしっかりあって、幹事校は1年毎に持ち回りだ。
それに比して、国立七大学総合体育大会がベースの七大学応援団は、北は北海道、南は九州とバラバラであり、メッカというものがない。
年に1回、主管校が替わり、夏に1週間程度、主管校の地に集まって応援合戦を繰り広げるのみだ。
そんな緩やかな集まりがOB・OGになって、同期を超えた集まりが続くものだろうか。

いや、私たち同期は、現実に[七朋会]をつくっている。そして、[七朋会]は東京六大学の仲間たちの集まりより、ずっと団結力があるアットホームな会になっている。
これを上下に広げていけばいい。そのために、同期会のレベルから脱していくべきだ。そのための[七朋会規約]なのだ。

そんなことで、規約をつくることになった。これで銀行口座もつくることができるだろう。

12時前には終わると思っていた幹事会だったが、30分オーバーして終わったのが12時半だった。
いつも会が終わると懇親会になる。このところ利用している中華料理の三喜園にてランチを兼ねて軽く一杯、とはならなかった。
飲み放題食べ放題のコースで2時間。若者ならいざ知らず、私たち同期が中心の集まりだ。後輩の幹事は若いと言っても皆還暦は過ぎている。気持ちだけは若いということだろうか。
と言うことで、14時半過ぎまで、ちょっと重めのアルコールが入ったランチだった。

[七朋会]は温かい。私はいつも思うのだが、東京六大学応援団はサラリーマンの世界で、国立七大学応援団は大家族ではないかと。

稲盛さんも、経営は大家族主義であるべきだと仰っている。

[大家族主義で経営する]
私たちは、人の喜びを自分の喜びとして感じ、苦楽を共にできる家族のような信頼関係を大切にしてきました。これが京セラの社員どうしのつながりの原点といえます。この家族のような関係は、お互いに感謝し合うという気持ち、お互いを思いやるという気持ちとなって、これが信じ合える仲間をつくり、仕事をしていく基盤となりました。家族のような関係ですから、仲間が仕事で困っているときには、理屈抜きで助け合えますし、プライベートなことでも親身になって話し合えます。人の心をベースとした経営は、とりもなおさず家族のような関係を大切にする経営でもあるのです。

[七朋会]も大家族主義、[OUEN Japan]も大家族主義。私が主として関わる集まり・団体は、やはり大家族主義でありたいと思う。

不動院重陽博愛居士
(俗名  小林 博重)


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