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能登の地方創生と私の二拠点生活

9月19日(木)11時30分から、中能登町役場にて、"企業版ふるさと納税"の受納式が執り行われた。
OUEN Companyの13社から寄付をいただいたものだ。この13社のほか、寄付申出書の締切に間に合わなかった1社も私たちと東京から同行していただいて、合わせて14社が受納式に立ち会った。
私もご紹介したOUEN Companyの団長として同席させていただいた。
寄付していただいた14社の企業を代表して、黄さん(イノベーションソフト社長)が宮下中能登町長に目録を手渡しして、町長から黄さん宛に感謝状が授与された。加えて、町長から皆さん宛に、能登半島地震による中能登町の現状のご報告があり、寄付をいただいた感謝のお言葉があった。

受納式には、北國新聞社と北陸中日新聞の地元新聞社が取材に来ていた。私も少し取材を受けた。20日の朝刊の地方版にでも載るのだろうか。

中能登町は、奥能登地域や七尾市ほどの被災ではなかった。しかし、地震による死亡者こそゼロだったが、被災状況は半端ではない。
復旧はやっと緒に着いたばかりであり、まずは復旧を軌道に乗せる段階である。
そのための知恵を出す人、力仕事をする人、いずれも足りていないのが現状だ。足りていないから「しょうがない」と、立ちすくんで臍を噛んでいても事は前進することはない。
内外の人の知恵と力をコラボして、それぞれの得手を有機的に結びつけることで、復旧を加速し復興段階に至らしめることが必要ではないか。その先に目指す"地方創生"がある。

まずは、この14社の持っている知恵と力を活かすことから始めよう。並行して、第二弾、第三弾と、OUEN Companyの皆さんが持っている銃弾を投入しよう。
昨日(19日)の受納式はそのスタート台の位置付けだ。

早速、いくつかのチームでプロジェクトを立ち上げるディスカスを行なった。
焦らず、しかし滞ることなく、一歩一歩地道に着実に前進していこう。やらなければならないことは山ほどある。多くのOUEN Companyの皆さんのお力をお借りしなければ、決して前に進むことはできない。

10月からOUEN Japanの中能登町サポートは本格化する。
最終段階の生活スタイルは、月に2週間程度の中能登町滞在であり、今年中にそこまで持って行こうと思う。
勿論、私と副団長だけではない。OUEN Japanのスタッフを募り、体制を充実していくのだ。

10月25日には、[いしかわ県人祭in東京]が目白のホテル椿山荘東京にて開催される。東京在住の石川県出身者や、以前石川県に勤務していた人や、石川県を応援しようと思う人や企業が集う。私も毎年いろいろな団体からお誘いを受けて参加している。今回は、中能登町に関係するOUEN JapanとしてOUEN Companyの皆さんとともに参加する予定だ。
石川県知事や自治体の首長ほかスタッフも石川県からもご出席される。いつも約1,000名くらいの盛況のパーティーになる。

今日は、民宿美来里に泊まっている黄さんとエマさんと裕美ちゃんの4人で、七尾市でレンタカーを借りて、能登島をはじめとする中能登地域の観光地巡りをしようと思う。
インバウンドの人たち向けの観光開発のためにも、私たちが観光地を見て知っておく必要があるだろう。
こういう能登に生まれた私は、今まで一度も能登島に足を踏み入れたことはない。灯台もと暗し。

10月から、私の第二生の生活は"東京とふるさと能登の二拠点生活"になる。
これからは、一層健康に留意して、長く二拠点生活を続け、中能登町を能登半島の創生を応援して行こうと思う。

このような二拠点生活が私の第二生の生活スタイルになるとは、全く想像だにしていなかった。
マスコミでは、"二拠点生活"が地方創生における個人のキーワードのように言われていて、それに関する書物も多く発売されているが、私のような生活スタイルは皆無ではないだろうか。
その点でも、やり甲斐がある。"苦を楽しむ"という期待がある。絶対成功させようと思う。

そして、
私は運がいいと思う。
私は幸せな人生を送っていると思う。

一生青春
一生燃焼

素晴らしい第二生を送ろうと思う。

不動院重陽博愛居士
(俗名  小林 博重)



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