東京六大学宮城校友の会"新春の集い"に参加する
[東京六大学宮城校友の会 新春の集い]が、昨日(2月7日)、仙台市駅前のホテルメトロポリタン仙台であり、昨夕、東北新幹線[はやぶさ35号](東京発16:20〜仙台着17:51)で仙台に来た。
[はやぶさ]は東北新幹線では最速の新幹線だ。仙台までの停車駅は、上野と大宮のみ。大宮を出てうとうとしたが、目が覚めたのは仙台に着く10分前だった。
「くわばら、くわばら」
東京から仙台の乗車時間は1時間31分。乗り過ごしたら次は盛岡だ。ちょっとヒヤッとした。
[杜の都 仙台]には、東北大学に出張したおりが最後だから約1年ぶりだ。
東北大学応援団同期で団長だった木島さん(東北大学名誉教授)は週に一度は大宮と仙台を往復しているとか。新幹線で、仙台は首都圏から通勤圏内の都市になったと実感する。
この「東京六大学宮城校友の会 新春の集い]は今回が21回目だそうな。私はコロナ禍前に一度、明治大学応援団OBで2年後輩の、今は亡き名物男、白木さん(仙台市役所勤務)に誘われて一度参加したことがある。
今回の参加は、[OUEN Japan 信念会]のおり、ご出席していただいた、明治大学応援団3年後輩の大前さん(ペップメイツ社長)に誘われたからだ。
本日(2月8日)はアポが詰まっていたが、たまたま7日は何もアポが入っていなかったので、「では、喜んで参加しよう」と言って参加したものだ。
いつも私は出会いを大切にしたいと思っている。お誘いをいただくのは、それはありがたいことではないか。できるならそれにお付き合いするのが大才の入り口だと思う。
"友だちの友だちは皆友だち"、"類は友を呼ぶ"、"縁は異なもの、味なもの"は真実だと思うからだ。
東京六大学とは、明治・立教・東大・早稲田・法政・慶應の六大学のことだ。
今回は慶應義塾大学が幹事校だった。では、なぜ東京六大学はこの6校なのか。
それは、毎年春秋に明治神宮球場において東京六大学野球リーグ戦があることに因る。それで、全国各地で東京六大学の集いが開催されているのだ。
大学野球のリーグ戦は、東都大学・首都大学・関西六大学をはじめとして、全国には数多の野球のリーグ戦がある。野球に限らず、ラグビー・アメリカンフットボール・サッカー等々、大学のリーグ戦は数多あるが、皆入れ替え戦があるのが一般的だ。
関西六大学は、以前は入れ替え戦があったようだが、それでは人気がなくなってしまうと思ったのだろう。ある時から関西学生野球リーグ戦と称して、関西大・関西学院大・同志社大・立命館大・近大・京大の6大学のみのリーグ戦になり、入れ替え戦はなくなった。しかし、いかんせん、明治神宮球場のようなメッカがないため、その人気は東京六大学野球の比ではない。
昭和30年代のことらしい。東都大学から東京六大学に、入れ替え戦の申し込みがあったらしい。そのわけは、明治神宮球場の使用条件に大きく差があったためだ。
東京六大学野球は明治神宮球場を土日に使用できるが、東都は土日は神宮第二球場。明治神宮球場を使うことができるのは、平日のみ。それも、東京六大学の試合が平日にずれ込んだら、平日でも東京六大学が優先されるというルールだ。
もし、入れ替え戦になったら真っ先に東大が落ちるだろう。他の五大学もどうなるか分からない。
何せ、東京六大学野球リーグ戦の優勝校は天皇杯を受賞できる栄誉があるのだ(それからしても、東京六大学野球連盟が入れ替え戦に合意しても、実現は無理なことだはと思うが)。
その入れ替え戦の申し込みに反対したのは東大ではなく、早・慶・明・法・立の5大学だったそうな。東大にとって涙が出るような"ありがたい、嬉しい話し"だ。
そんなことで、東京六大学のつながりはどのリーグ戦よりも強固なものになっている。
こんな話しを聞いて知っているのは、せいぜい野球部と応援団くらいだろう。しかし、一般学生OB・OGの集まりであるこの会の参加者は、肌感覚でそんな東京六大学の近しさを感じているのだろう。
会の参加者数は、明治33名、立教23名、東大16名、早稲田59名、法政25名、慶應33名の、併せて189名だった。ピークの時は300名を超えていたのだとか。
私は最も少ない東大の参加者の応援団のようなものだ。東京からの参加者は私ただ一人だった。
会の最後には、[六大学巡り]と称して、各大学の校歌・塾歌・応援歌の斉唱をする。
例によって、私は[東京大学応援歌 "ただひとつ"]のリードをした。そのために参加したようなところもある。
他の大学のリーダーに比して、私のリードはプロ中の中である。信念会同様のエールを披露し、その71歳とは思えない声量に、皆さん驚かれたようだ。
また、これが私の売りになる。東大OB・OGは名刺交換にいらっしゃる。皆さんから「来年も是非よろしくお願いします」と声をかけられる。ビジネスでのつながりもできそうだ。OUEN Company のこの会社を紹介できる、あの会社も紹介できると頭を巡らす。そして、人脈は拡がって、留まることがない。
その夜は、いつもお世話になっている共立メンテナンスさんが経営していらっしゃる「ドーミーイン仙台駅前」で宿泊だ。
本日の午後一は中野の西武信用金庫髙橋理事長を訪問するほか、午後はびっしり詰まっている。
早朝に萩の湯の温泉に浸かり、美味しい朝食をいただいて、10時過ぎの新幹線[はやぶさ]で東京に帰ろうと思う。
不動院重陽博愛居士
(俗名 小林 博重)