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"幸せの青い鳥"と[OUEN 信念会]
今朝は2時過ぎに目覚めた。よく寝たほうだ。午前2〜3時に目覚めて起きるのが、今の私にとっては一番体調がいいように思う。
今朝の外気温は10度。雨模様だ。事務所に出向いて、すぐエアコンと膝掛けと足元の暖房を付けた。もう完全に冬モードだ。
爽やかな秋の季節は実に短い。
こんなことを言っていると、「団長、哈爾濱(ハルビン)を考えなさい。そんな贅沢な!」と哈爾濱(ハルビン)生まれの黄さんに笑われてしまう。
一昨日もblogで書いたが、稲盛和夫さんの「人の心」についてのお話しを、再度思う。
私は、"人の心"というものをよりどころとしてこの会社を経営していこうと決心しました。
それは、"人の心"ほどうつろいやすく頼りにならないものもないかわりに、ひとたび固い信頼で結ばれれば、これほど強く頼りになるものもないと思ったからです。
"人の心"ほどうつろいやすく頼りにならないものはない。
しかし、ひとたび固い信頼で結ばれれば、これほど強く頼りになるものはない。
人の心とは両極端だ。
特に、私は、"人と人をつなぐ"仕事をしているから、「私は、"人の心"で生きている」と思う。
そして、それは、10年以上続けている年末年始の[望年会]や[信念会]のご案内をメールするこの時期に、特にそのことを強く思うのだ。
今年1月は、たまたま、それまでの12月の[望年会]に替えて、1月の[信念会]になったのだが、これからは、新年会ならぬ[信念会]を続けていきたいと思う。
皆さん、年末は何かと忙しい。年始も同様とは思うが、気分は心機一転して変わることだし、多忙さは年末ほどでもないだろう。
私の[ご案内](アヒルの水掻き)の作業も[信念会]のほうが、余裕ができて落ち着くこともある。
そんなことで、あとどれだけ続けることができるか、この[OUEN 信念会]を長く続けていきたいと思う。
10月中旬に、第1弾の[ご案内]のメールを発信したのだが、10〜1月のこの3ヶ月間は、人間関係において、"人生の縮図"のようなところがあるように思う。
人生の大半は"人間関係"の良し悪しで成り立っているのだから、この3ヶ月間で、人間関係の人生勉強をしているように感じている。
それは、一つ、"去る者は追わず、来る者は拒まず"であり、二つ、"義理と人情で生きるのが人間世界"ということだ。
今までは、約150名の方々に来ていただいていた。私のモットーである"友だちの友だちは皆友だち"からすれば、150名どころか、その数はどんどん増えていき限界がないはずなのだが、上手いこと150名に収束する。
私が150名に収束させているのだが、それがそんなに人為的ではないように思う。
その理由は、一つ、"去る者は追わず、来る者は拒まず"を信条にしているからだろう。
ストーカーでもあるまいし、去っていく人を追いかけるほどの熱意は、私にはないし、私にとって、去っていく人にそんなに魅力は感じなくなっているからだろう。お互いに魅力的でないと思うから、人は去っていくのだ。何事も自然体がいい。
恋は盲目だから、昔は追いかけていたこともあったが、今は落ち着いたものだ。
"来る者は拒まず"については、誰でもウェルカムではいけないからこちらが選んでいるといっても、人が好い私のことだから、人を見る目が甘くなるのは致し方ない。
それを、できるだけ見識のある人たちの意見を拝聴して、来る者を厳選しなければならない。
次に、二つめの"義理と人情で生きるのが人間世界"だが、傷だらけの人生の歌詞ではないが、"古い奴だとお思いでしょうが、古い奴ほど新しいものを欲しがるもんでございます"。
私は、そんな新しいものを求めて生きているのだが、やはり昔からの"義理と人情"の世界に立ち戻って行くようだ。
この任侠の世界の"義理と人情"は、突き詰めて考えると、論語でいう"恕の心=思い遣りの心"であるとも言えるのではないか。
すなわち、古くて新しいものは、人間が幸せに生きるための原点である"恕の心"なのだ。
"義理が廃ればこの世は闇だ"と人生劇場は歌っているが、お世話になったら、その恩義を忘れない、「ありがとうございます」とお礼の一言でも言う。それだけで人は満足する者なのに、それをしない不義理な人間がたまにいる。
私は人と人をつなぐ仕事を生業としているから、それが私の命綱だ。それに砂をかける不届者がたまにいるのだ。そんな人はこちらからごめん被る、願い下げと縁を切る。
"去る者は追わず"と去っていく人とこちらからごめん被る"不義理な人"、"義理と人情を解さない人"がいて、それなりに来る人もいて、[信念会]はちょうどの人数になるというわけだ。
実に、世の中は上手いことになっている。そして、今回は200名だ。
"幸せの青い鳥"ではないが、古い人間の私が求め続けている新しいものとは、私が今まで生きてきた、昔気質の"義理と人情"の世界の中にあった。
不動院重陽博愛居士
(俗名 小林 博重)