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奇遇は必然

昨日(11月12日)、渋谷ヒカリエにて西武信用金庫主催のビジネスフェアがあり、私が顧問をしている(株)ナックスの鈴木さんと野田さんとともに出かけた。同金庫の髙橋理事長からも、「是非、お出かけください」とメールを頂戴していたこともある。

西武信用金庫さんとは、同金庫の親密取引先である立川市の会社社長から髙橋さんをご紹介いただいたことが初めての同金庫とのご縁だった。
髙橋さんは、当時は理事だった。その後、私の安田信託銀行の先輩から、「西武信用金庫には素晴らしい人材がいる。いずれは理事長になる人材ではないか」と髙橋さんの評判を聞いていた。その何年後か、髙橋さんは理事長に就任された。先輩のお話しの通りになった。

髙橋理事長からは、「小林さん、きっとこれから大きく成長するだろう会社がある。是非、OUEN Japan も応援してあげてほしい」といくつかの同金庫のお取引先をご紹介いただいた。私からも、「理事長、この会社は伸びると思います。是非、西武信用金庫さんも応援してあげていただきたい」と何社かご紹介をしている。”友だちの友だちは皆友だち“であり、友だちの輪はどんどん拡がっていく。そのことを髙橋理事長からも教わった。

信用金庫は全国に241あるが、その中でも、顧客志向が一番の信用金庫は西武信用金庫だと私は感じている。それは業績にそのまま表れている。
金融機関の良否は、預金高、融資額の多寡ではない。その中身だ。社員の質だ。「金融機関とは何のために存在しているのか」という本質志向をトップ以下すべての職員がどれだけ考えて行動に移しているかだ。顧客がどのように金融機関を評価しているかだ。

ビジネスフェアには、同金庫の取引先の会社や他の信用金庫の取引先も出展している。未だ取引に至っていない会社も出ている。企業の成長を応援するイベントなのだ。
立命館大学の関係で広島県呉市本社のナオライ(株)さんが出ていた。
「かつてお付き合いしていた会社じゃないか」と思って、そこに同社社長の三宅紘一郎さんがいらした。「覚えていらっしゃいますか」「勿論、覚えていますとも。日本で一番有名な応援団長ですよね」と煽てられる。

私が「能登の中能登町に月に半分行っている。10月から、中能登町地方創生アドバイザーに就任しました」と話したところ、「これは奇縁だ。ナオライは中能登町の鳥屋酒造とコラボして、一青の鳥屋酒造本社の傍に、鳥屋酒造で醸造した日本酒を蒸留してウイスキーのようなアルコール度数が40度以上の浄酎をつくることになっている」と。
鳥屋酒造は、亡き伯父が社長を務めていた酒造メーカーだ。私も幼い時、何度か一青の本社を訪れたことがある。アッと驚く為五郎だ。

そこに香港貿易発展局(HKTDC)の焦愛希さんがいらっしゃった。日本酒は香港でも人気があるのだと。北陸の日本酒は人気だった、高付加価値の浄酎はさらに注目を集めるだろうと。
彼女のご主人は氷見市のお生まれだそうで、北陸にはご縁がある。流暢な日本語をお話しされる。ちょうど、私は来週、氷見市役所を訪問する。能登半島の復興、創生の一環だ。これも奇遇だ。

世間は広いようで実に狭い。”犬も歩けば棒に当たる”。歩かなければ棒に当たらない。人の繋がりは歩いていなければ拡がってはいかない。
このようなご縁は、きっと素晴らしい拡がりになることだろう。

これは奇遇ではない。偶然ではない。神様が、頑張っている私を可哀そうに思って、応援してやろうと思ってくださって、私に、そのような人たちを会わせてくださったのだろう。
「”因果応報”、”善因善果”、”悪因悪果”は真実なのだ」とこのようなめぐり会いに感動を覚える。
人生とは素晴らしいものだと思う。生きていて良かったと思う。

不動院重陽博愛居士
(俗名  小林 博重)


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